2022年11月に別府と太宰府を1泊2日で旅行した時の記事です。
今回の旅では別府市にあるAMANE RESORT SEIKAI(潮騒の宿 晴海)に宿泊しました。
アマネリゾートは全室オーシャンビュー&露天風呂付きの客室、しかも「源泉掛け流し」の温泉です。
別府湾を一望しながら露天風呂を楽しむ贅沢な時間を過ごすことができました。
この記事では、利用した客室の設備・お部屋に付いている露天風呂などの様子についてご紹介します。
※2022年11月の旅レポートです。
利用した客室(海の棟 スタンダードツイン)
AMANE RESORT SEIKAI(潮騒の宿 晴海)には客室のタイプが14種類あります。
全部の客室がオーシャンビュー&露天風呂付き。
しかも客室の露天風呂まで「源泉掛け流し」という贅沢な別府のホテルです。
予算に合わせていろいろなタイプのお部屋からプランを選べるのも良い点です。
今回の旅で利用した客室のタイプは、「海の棟」スタンダードツイン(約50㎡)。
アマネリゾートには3つの棟があります。「海の棟」は真ん中にある高層棟にあるベーシックタイプのお部屋になります。
宿泊予約は「一休.com」で、大人2名、1泊2食付き。夕食は日本料理を選んで予約しました。
夕食のメニューだけアップグレードしましたが、それ以外はアマネリゾートの客室の中ではとても基本のお部屋になります。
客室の様子
今回は「海の棟」5階にあるお部屋です。
廊下は落ち着いた雰囲気ですが、お部屋に一歩入ると明るめでナチュラルな雰囲気。
海の棟はこの数年でリニューアルされているため、お部屋内はとても綺麗です。
館内用の下駄と、室内用スリッパが用意してあります。
室内用のスリッパは布製で厚手、とても履き心地良かったです。
入り口正面と左に扉があります。
曇りガラスが明るく見える正面の扉はお部屋への入り口、左側の扉はトイレ。
正面の引き戸の扉を開けると、正面奥にテラスがあり、別府湾が目の前に広がっていました!
全客室がオーシャンビューとは知っていましたが、こんなに眺めが良いなんて予想以上。
リビングエリアには大きなソファ。
テレビボードも広くて、電源コンセントもあるのでスマホなどが置きやすかったです。
テレビ側の壁の素材がとても好みでした。
ソファーから入り口方向を見ると、奥が寝室のエリア。
大きめのセミダブルのベッドが2台。
ベッドのマットはシモンズ。
マット厚めで、リネン類も肌触り良くて、とても寝心地が良かったです。
枕元でエアコン温度も調整できます。
トイレは入り口の左側の扉。
バリアフリーで広め。
手洗いコーナーには、ペーパータオルも設置されていて清潔感あります。
別府湾が目の前に広がるテラス
テラスからの眺めをご紹介します。
お部屋の一番奥に広めのテラスが付いています。
テラス用のサンダルは木製。赤と黒の可愛らしいサンダルでした。
このサンダル、とても履き心地が良かったです。これも大分県で作られた製品なのかもしれません(ホテルで聞けば良かったなと記事を書きながら思いました)
テラスにはガラスのテーブルと椅子が2脚。
そして、目の前には別府湾の穏やかな海が広がっています。
夕方の眺めですが、それでもこの美しさ!
海と空と雲が繋がっている素晴らしい眺望に感激しました。
お部屋に置いてある館内案内の冊子の中に、アマネリゾートから見える眺望の詳細がイラストで紹介されていました。
このイラスト、すごく分かりやすくて役に立ちました。
スタンダードなお部屋なのにこの眺望はすごいと思います。
テラスのガラステーブルには陶器の灰皿。
夫も私もタバコは吸いませんが、この灰皿の形とデザインはとても綺麗で思わず画像に残しました。
テラスの壁の上部に格子戸。
この奥にお部屋専用の露天風呂があります。
洗面所・アメニティー
テレビボードの奥にある扉が洗面所と浴室への入り口です。
洗面所の扉を開けると、カラフルなタイル張りでリゾート感のある雰囲気。
海の棟はこの数年でリニューアルされているため、洗面所もとっても綺麗。
明るくてナチュラルな雰囲気がとても落ち着きます。
アメニティーは、洗顔・化粧水・乳液・ボディローション・男性用化粧水まで揃っています。
どれも心地よい良い香りで使用感もとても良かったです。
洗面所にもペーパータオルが置いてあります。
バスタオル類は棚にきれいに重ねてあります。
8階にある大浴場(展望風呂)にはバスタオルは置いてないため、客室からこのタオルを持っていくシステムでした。
歯ブラシ・シャワーキャップ・ボディーウォッシュタオル・櫛などは二人分が用意されていました。
ヘアドライヤーは洗面台の引き出しに入っています(パナソニック製のドライヤー)
客室露天風呂 源泉掛け流し温泉
アマネリゾートの客室は全室に露天風呂があります。
この海の棟にあるスタンダードなお部屋も露天風呂付き。
このお部屋の場合、洗面所の奥に露天風呂がありました。
洗面所内に浴室への扉があります。
浴室の扉を開けると、
手前に洗い場、そして奥に露天風呂。
手前の洗い場も広め。大浴場にある一人用のスペースと同じ大きさです。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープも置いてあります。
客室内なのに、大浴場へ行ったような雰囲気になれます。
椅子や手桶もあります。
そして、洗い場のガラス扉を開けると露天風呂がありました。
とても立派な露天風呂。
コンクリート造りでタイル張り、重厚な構造。
丸い大きな湯船には温泉掛け流し。いつでもすぐ入ることができるのです。
源泉が豊かなため、温泉は常時流れた状態になっています。
蛇口の調整はできますが「保温のためお湯は止めずにこのまま流したままにしてください」と洗面所にも説明書きがあります。
客室にある露天風呂が掛け流しの温泉は初めてだったのでびっくり。
露天風呂には窓ガラスは付いていません。
よく見ると鳥などが入ってこないように網が掛かっています。
でも、テラスからも見えない構造なので女性でも安心して露天風呂にゆっくり入れます。
網が掛かっているけれど、湯船に入ると目線が下がるので別府湾の穏やかな海と空しか見えません。
とてもよく考えられて作られている構造でした。
ちなみに、朝は朝日を眺めながらお部屋の露天風呂に入れます。
▼翌朝の様子(テラスからの眺め)
日の出を眺めながら、テラスで過ごす朝も爽快です。
そして、朝日を浴びながらお部屋の露天風呂に入るのも最高でした。
▼翌朝の眺め(露天風呂から)
朝日が湯船に反射して、掛け流しの温泉の水面がキラキラ輝いてとても素晴らしかったです。
このお部屋はアマネリゾートの中では本当に一番スタンダードなタイプです。
それでもこの景色と露天風呂をお部屋で楽しめるなんてすごいと思いました。
もちろん予約時に露天風呂がついているのは知っていましたが「掛け流し」の温泉が予想以上に立派で本当にびっくりしました。
リピーターさんが多い理由がよく分かりました。
ミニバー・冷蔵庫・クローゼット
クローゼットやミニバーは、ソファの横の扉の中にあります。
左側の扉がクローゼット。
金庫・作務衣・靴下・手提げカゴなどが用意されています。
大浴場へ行く時にはお部屋からバスタオルを持っていく必要があったので、この手提げカゴは便利でした。
手提げカゴにはお部屋番号のタグが付いています。
金庫は小さめ、電子式ではなく鍵式。
作務衣と靴下は下の引き出しに。
靴下はタビの形。
薄手で裏側に滑り止めがついています。
靴下はフリーサイズなのか、私には少し大きめに感じました。
ミニバーは右側の扉の中。
洗面所のような小さいカラフルなタイル張りで可愛らしい。
ミネラルウォーター2本は無料のサービス。
電気ケトル(電気ポット)はトレイの上。
小さなシンクもありました。
ミニ冷蔵庫は下の段。
冷蔵庫の中には、グラスが4個とアイスペール。
珈琲のドリップパックと緑茶のティーバッグなどは引き出しに入っています。
珈琲のドリップパックは「KIHEI CAFE」のクラシカルブレンド。
「KIHEI CAFE」は大分県別府にある自家焙煎のコーヒーショップだそうです。
コーヒーはロビーに無料のコーヒーマシンがあります。
滞在中はロビーのコーヒーマシンを利用したので、このドリップパックと日本茶は自宅に持ち帰って飲みました。
何気なく飲んでみたら、このコーヒーがとても美味しかったのです!
後で調べてみたら、別府にある自家焙煎珈琲店の商品だと分かりました。
アマネリゾートはウエルカムドリンクのジュースもJAフーズオオイタの美味しいジューズシリーズが用意されていたり、朝食のドレッシングも大分県の商品が使われています。
さりげなく地元「大分」のこだわりの商品があちこちで使われている点がとても好印象でした。
注意点(1つだけ)
お部屋からの眺望・露天風呂など満足度がかなり高かったアマネリゾートですが、1つだけ注意点があるかなと思います。
それは、チェックイン後のお部屋にはお茶請け(お菓子)などのサービスはないことです。
チェックイン時はロビーのテラスで、ワインや美味しいジュースのウエルカムドリンクサービス(無料)はあります。
また、ロビーにはコーヒーマシンがあり自由に無料でコーヒーが飲めます。
でも、お部屋にはお菓子などのサービスはありませんでした。
利用した2022年11月にはそういうサービスがなかっただけかもしれません。
でも、もし早めにチェックインして夕食まで時間が長い時にはドリンク類だけでは少し物足りなく感じる人もいると思います。
ホテル内には売店もあり大分県の美味しいお土産菓子なども売っていますし、ホテル前の通りにもお店などはあるので夕食までにお腹が空いてしまった場合には困るほどではないけれど。
個人的に、お部屋にお茶請け(売店で販売されている大分のお菓子)などが置いてあった方が良かったかなと思います。
お部屋に置いてあるお茶請けが美味しくて帰りに売店でそれをお土産に買う機会って意外と多いですよね。
ということで、注意点とまでは言えませんが1つだけこのことが気になったので覚書として記事に書いておきます。
リピートしたくなる魅力は露天風呂だけではない
アマネリゾートはリピーターが多いホテルでもあります。
今回初めて利用してみて、リピートしたくなる気持ちがよく分かりました。
「オーシャンビューの客室・掛け流し温泉の露天風呂付き」だけがアマネリゾートの魅力ではなかったのです!
別府湾を見渡せる好立地と素晴らしい眺望、そして客室の露天風呂はもちろん人気のポイント。
でも、今回1泊ですが実際に滞在して分かったのは「食事」の美味しさと豊かさでした。
大分の海の幸・山の幸を「日本料理」「海鮮料理」「フレンチ」の3つの種類から選ぶことができ、それぞれ3つのお食事処で季節と合わせて楽しむことができる点でした。
私達が今回選んだのは「日本料理」、そして会席メニューのアップグレードをしたことで満足感が大幅に上がりました。
YouTubeの動画
この旅の様子はYouTubeにも動画をUPしてあります。
動画の方が旅の雰囲気が伝わると思いますので、ご興味あったらご覧ください。