2022年11月に別府と太宰府を1泊2日で旅行した時の記事です。
宿泊したAMANE RESORT SEIKAI(潮騒の宿 晴海)の朝食は、和朝食とブッフェ朝食の2種類から選ぶことができます。
今回は海鮮料理「えいたろう」で和朝食を頂きました。
和朝食を選ぶと、サザエなどが入った晴海名物の海鮮味噌汁を味わうことができます(※海鮮味噌汁はビュッフェにはないメニューです)
この記事では、和朝食のメニューなどについてご紹介します。
※2022年11月の旅レポートです。
和朝食とビュッフェ朝食
AMANE RESORT SEIKAI(潮騒の宿 晴海)の朝ごはん(晴海の朝ごはん)は、和朝食とビュッフェ朝食の2種類から選ぶことができます。
チェックイン時に朝食の希望を聞かれます。また、夕食時にも翌日の朝食について確認してくれましたので、希望を変更しやすいと思いました。
ビュッフェ朝食にも和食メニューがありますが、人気の「晴海名物 海鮮味噌汁」は和朝食を選んだ場合だけのメニューになっているそうです(スタッフさんが言ってました)
今回はゆっくり海辺の和食を味わいたかったので和朝食を選びました。結果的に和朝食を選んで良かったです。
和朝食 会場と席の様子
AMANE RESORT SEIKAI(潮騒の宿 晴海)の和朝食の会場は、アマネリゾート「海の棟」の2Fにある海鮮料理「えいたろう」でした(※2022年11月利用時)
「えいたろう」は夕食で海鮮料理のコースを選んだ時のお食事処です。
入り口には大きな水槽が並んでいて、伊勢海老や鯛などがたくさん泳いでいます(写真奥に見える水槽は伊勢海老だけが入っている水槽)
前日夜の日本料理で出された伊勢海老もとても新鮮で美味しかったので、この水槽から来たのかなと思ったりしました。
店内入り口には大きくて立派な屏風画。
店内は別府湾側に沿ってテーブル席と仕切り付きの個室が並んでいました。
テーブル席に通されました。
他のお客様もいらっしゃいましたが(反対側の仕切り個室にも数組)、程よく間隔を開けて案内されるのでゆったりした雰囲気。
海側に面したテーブル席。すぐ目の前は朝日に輝く別府湾。
朝日が眩しいくらいの開放感。ちょっと眩しすぎてスタッフさんがブラインドを下げてくれました。
朝日を浴びながら、ゆっくり朝食を頂けるなんて贅沢ですね。
着席すると、朝食メニューが次々出されます。
晴海の朝ごはん 和朝食メニュー
【晴海の朝ごはん 和朝食お献立】※2022年11月
野菜ジュース
彩りサラダ
小鉢八寸箱
冷やしざる豆腐
焼魚二種
晴海名物 海鮮味噌汁(姫サザエ・あさり・長洲産しらさ海老・佐伯産えそつみれ)
ご飯(またはお粥)
ひじきふりかけ
香の物(自家製床漬け)
朝採れ生卵(鈴木養鶏場)
納豆(安心院町 イモリ谷納豆)
味のり
フルーツ
ヨーグルト
ホットコーヒー・アイスコーヒー・紅茶
晴海の和朝食は大分の新鮮で美味しいお野菜や海の幸・山の幸を少しずつゆったり楽しめるメニューでした。
お献立の内容をご紹介します。
野菜ジュース・彩りサラダ・大分産ドレッシング
着席するとすぐに「野菜ジュース」と「彩りサラダ」が出されました。
鮮やかな色合いの野菜ジュースは、よく冷えていて甘味があって目覚めの1杯にぴったり。にんじん色ですがフルーツジュースのような美味しさでクセがありません。
大分のお野菜は、新鮮で瑞々しく、とても甘味があります。
本当に大分に来てから野菜や根菜の美味しさを実感すること多し。
ドレッシングも大分産。
このドレッシングも甘味があって、サラダとよく合います。
小鉢八寸箱・焼物・冷やしざる豆腐
サラダの後に、すぐ他のメニューも並びました。
小鉢八寸箱には、大分産の素材で作られたお惣菜が少しずつ可愛らしく盛り付けられています。
味付けはどれも優しくて、塩分控えめ。
そして、中央に大きな「冷やしざる豆腐」が一人1個ずつ。
ざる豆腐はとても濃厚で、大豆の甘味と旨みがしっかり。
お豆腐の味のレベルが高い!
焼き物は2種類。
アジの塩焼きと鯛の粕漬けだったと思います。
小ぶりなのに旨みがギュッと凝縮していて、香ばしさも加わってもっと食べたくなる美味しさ。
カボスの横にサツマイモが添えてあって「お魚にサツマイモ?」と思ったけれど、お魚の塩分とカボスの爽やかさと甘いサツマイモの組み合わせがすごく合いました。
ご飯はお粥も選べます
ご飯は炊き立ての白飯だけでなく、お粥も選べました。
夫は白飯を、私はお粥を選びました。
昨夜の夕食の日本料理で最初に出された「椎茸粥」がとても美味しかったので、お粥を選んでみたのです。
夕食の椎茸粥も美味しかったけれど、朝食のお粥も炊き加減が程よくて柔らかくて喉越しが優しい。
そして、蓋付きの大きな漆器椀で海鮮味噌汁が出されました。
晴海名物「海鮮味噌汁」
この海鮮味噌汁は「晴海名物」
和朝食を選んだ場合のみ味わえる限定メニュー。
ビュッフェ朝食会場にも和食メニューは並んでいるそうですが、この海鮮味噌汁は用意されていないそうです(スタッフさんが教えてくれました)
大きなお椀の蓋を開けると、海鮮の具がたっぷり!
姫サザエが丸ごと入っています。
サザエの下には、殻付きアサリ・しらさ海老(長洲産)・えそつみれ(佐伯産)など、本当に具沢山。
海鮮は出汁だけではなく全部身もそのまま付いているから「食べるお味噌汁」です。
大きな椀ですがお味噌は甘味があるお味噌で塩っぱくありません。本当に出汁と海鮮の全部を味わえます。
食べてみると「晴海名物」と呼ばれる意味が分かりました。
このボリューム感と出汁の旨み、具の新鮮さは忘れられない美味しさ。
アマネリゾートはリピーターさんの多いホテル。この名物の海鮮味噌汁を好まれて和朝食を選ぶリピーターさんが多いそうです(これもスタッフさんから教えてもらいました)
朝採れ生卵・イモリ谷納豆
それから、ワゴンサービスで朝採れ生卵・納豆・味海苔が運ばれてきました。
私は納豆を選び、夫は朝採れ生卵を選びました。
納豆は、イモリ谷納豆(安心院)
手作り納豆で、イラストがちょっと可愛らしくて思わず納豆を選びました(大豆から出てくる菌太郎さん)
この納豆は大粒で粘りも抜群。そして大豆がとっても甘い!
この納豆、本当に美味しくてびっくりしました。
後で調べてみたら、この納豆は安心院町松本地区のイモリ谷で栽培された「ムラユタカ」という大豆を使って作られていることが分かりました。
この納豆は大粒で甘く粘り気もしっかりだけれど納豆独特の香りも軽めで食べやすかったです。
ビュッフェ会場に置いてあるかどうかは不明ですが、和朝食を選んだ時には一度味わってみてほしいです。
そして、納豆だけでなく朝採れ生卵も上質でした!
見た目は普通の卵だけれど、割って食べると白身と黄身の弾力が全然違います。
黄身もハリがあって、お箸で混ぜようとすると逃げてしまうほどのプリプリ感。
夫は卵かけご飯が大好きだから、この卵の美味しさでご飯が進んで白飯をお代わりしてました。
食後のデザート・飲み物
食後のデザートは、フルーツ盛り合わせとヨーグルト(ハチミツ添え)
飲み物は、コーヒー(ホット・アイス)・紅茶の中から選べます。飲み物のおかわりサービスもありました。
2022年11月の朝食フルーツは、梨・メロン・ぶどう
大分はフルーツも豊か。梨もぶどうもジューシュー(ふるさと納税で利用したことがある人も多いかも)
ヨーグルトにはハチミツ付き。ハニーディスペンサーで添えられていました。
このハチミツもコクがあって美味しい。これも大分産かな?
飲み物は、私は紅茶、夫はコーヒーを選びました。
コーヒーも紅茶も、和風の陶器のカップ&ソーサー。
コーヒーなどはおかわりもできます。
朝日を浴びながら、穏やかな別府湾を目の前に眺めながらゆったり頂くことができた美味しい朝ごはんでした。
ブッフェ朝食も良いけれど、このゆっくり流れる時間を楽しみながら大分の新鮮な海の幸・山の幸を少しずつ味わえる和朝食はかなり満足度が高かったです。
写真では味や香りは伝わらないとは思いますが、丁寧なお料理そして大分産の食材豊かで優しい味わいでした。
また訪れたくなる宿は「食事の質と満足度」が大切なポイントだと改めて感じました。
YouTubeの動画
この旅の様子はYouTubeにも動画をUPしてあります。
動画の方が旅の雰囲気が伝わると思いますので、ご興味あったらご覧ください。