台北で滞在した「シェラトングランド台北ホテル」は、ビュッフェ(ブッフェ)レストランでも人気のホテルです。
今回利用したHISスーパーサマーセール「羽田発台北3日間」の格安ツアーでも2日分の朝食付きでした。
大きな吹き抜けのある開放感ある朝食ビュッフェは、ゆったりとした雰囲気の中で世界各国の朝食が食べられる面白いスタイル。
シェラトングランド台北の朝食ビュッフェの様子をご紹介します。
※2018年9月の旅レポートです。
朝食ビュッフェ 利用方法・価格など
シェラトングランド台北で人気のビュッフェレストランは、1階の大きな吹き抜けの空間真下にあります。
ホテルのチェックイン後にエレベーターホールに行くときに必ず通る場所です。
エレベーターからも窓越しに下のレストランの様子が見えて、目でも楽しめる場所でした。
ブッフェレストランの名前は「Kitchen 12」
朝食の営業時間は、朝6時半~10時まで。
時間帯が変わるとメニューも変わり、昼食、夕食もビュッフェで楽しめるレストラン。
朝食ビュッフェの料金は、大人1名 700TWD(日本円で2700円位)※2018年9月
私の利用したHISツアーは朝食付きのプランでした(基本が朝食付きプラン)
朝食付きの場合は、もちろん「無料」です。
もし「朝食なし」で宿泊しても、ビュッフェは有料で利用できます。
レストラン受付でお部屋のカードキーを見せてお部屋番号を確認してもらいます(カードキーが入っている白いカードケースに部屋番号が記載されていたのでそれを見せました)
その後、テーブルへ案内してくれました。
シェラトングランド台北のルームキーは濃紺色のカード。
レストランの真上に広がる壮大な吹き抜けの空間は、何度見上げても気持ちが良かったです。
テーブルに案内された後は、自由にお料理を取りに行けます。
台北の物価を考えると朝食に2700円も使うのは高い気もしますが、実際にビュッフェを利用してみるとクオリティーがとても高く、朝食とは思えないようなお料理がたくさん食べられますのでご宿泊予定ならぜひ1回は利用してみる価値ありです。
ホテルの朝食の良い所は、天気に関係なくホテル内でゆっくり食べられることですね。
私達が滞在した3日間は偶然とても良いお天気が続きました。でもこれが連日雨だったら朝食のために外出するのはちょっと面倒かもと思いました。
※台北市内には日本より安い価格で美味しい朝食の食べられるカフェもたくさんあります。台北は働く女性が多く朝食から外食するご家庭も多いためいろんな朝食楽しめます。
お料理メニュー・フルーツ・ヌードルカウンター
中に入ってみると広いレストランでした。いくつかのエリアに分かれてお料理・ドリンク・パン・フルーツなどが美しく並んでいました。
最初に目に付くのは、半円形の長くて大きなカウンターです。
この場所には、サラダ・ヨーグルト・シリアル・前菜・オードブル類が並んでいます。
シリアルの種類も多い。
ホットコーヒー、紅茶、ミックスジュース、フルーツジュースなどドリンク類。
ホットコーヒーと紅茶はこの大きなカウンターの両端2ヶ所に置いてあります。
エスプレッソマシンは、奥の場所にあります。初日はマシンがあるのに気付かずこのコーヒーを飲んでしまいました。
マシンの写真はありませんが、エスプレッソ・カプチーノ・カフェラテ・コーヒーなどメ各種メニューボタンあり、コーヒースタンドのコーヒーより数倍美味しかったです。マシンも2台ありました。
濃い目のコーヒーが飲みたい人は、ぜひ奥のキッチンエリア近くに置いてあるエスプレッソマシンを使ってくださいね。
フルーツもたっぷり用意されています。
初日はドラゴンフルーツ・パパイヤ・ピンクグレープフルーツ・レモン・バナナ・ぶどう(大粒)があり、翌日はドラゴンフルーツの代わりにメロンがありました。
パパイヤが完熟で美味しかったです。バナナは初日食べなかったけれど、ツアーガイドさんが「台湾のバナナは日本で食べる味と全然違うから是非味わってみて」と言っていたのを思い出し翌日はバナナ食べてみました。
台湾のバナナ、日本で食べるバナナと全然違ってふんわり柔らかでとても美味しいです!
お客様もバナナ食べてる人が多かったですよ。
最初は「シェラトンでバナナ?」と思ったけれど、食べてみてバナナ押しの意味が分かりました。
メインカウンターにはヨーグルトもいろいろ。
プレーンヨーグルトはギリシャヨーグルトなど数種類。
1番美味しかったのは小瓶に入って冷やされてあるフルーツ入りヨーグルト。マンゴーヨーグルトは贅沢な味で人気でしたよ。
このフルーツヨーグルトは、たぶんシェラトンの自家製ではないかと思います。
手作り感のある小瓶に入っていて、甘酸っぱさ爽やか&濃厚。日本のヨーグルトと少し違いました。
メインカウンターにはオードブルなどのお料理。
ホットメニュー(メイン料理)はヌードルカウンターがある奥のキッチンエリアに沢山あります!
メインカウンターでお料理取り過ぎるとキッチンエリアで温かいお料理が待っていますのでご注意ください。
シェラトングランド台北の朝食ビュッフェは、奥のキッチンエリアがメイン!
レストラン奥に進むと、厨房の見える綺麗なキッチンが広がっていました。この場所は吹き抜けの部分の奥になります。
手前がアメリカンスタイルの朝食メニュー。
ベーコンや大きな塊のハム、スクランブルエッグやポテト類(それぞれ数種類、写真はほんの一部)
卵を希望のメニューに焼いてくれる場所は欧米人のお客さんに人気。
卵の数も焼き方も指定できます。
他のホテルにも卵料理をその場で焼いてくれるサービスがあると思いますが、このレストランは、キッチン(厨房)を全部見渡せて目の前でお料理してくれるスタイル。
豪華な設備のキッチンエリアだけれど、屋台で注文してお料理作ってもらえるような雰囲気を味わえて面白いです。
卵料理の奥が中華のエリア。
写真に写っていないですが、この場所の近くに蒸籠で熱々の小籠包や台湾料理、中華系のおかずも温かい状態で取り分けられます。
蒸しパンもほかほかに蒸籠に並んでいました。
おかゆ・大根餅(←これ美味しかった)・お豆腐料理など中華系のお料理もいっぱい。もはや朝食のレベルは超えて夕食レベルのクオリティーです。
オレンジ色の鍋で統一されていてキッチンエリアもグッズがおしゃれ。ルクルーゼの大鍋かな?
私もおかゆを少し取りました。
1番奥がヌードル専用カウンター!
お好みの麺とスープを選んで麺料理を作ってもらえます。
麺は4種類(中華麺・お米の麺など)から選び、スープを選んでオーダーします。トッピングもいろいろ置いてあるから自分で好きな物を乗せて完成。
お米の麺にパクチーのせればベトナムのフォーも作れます。
トッピングはちょっとクセのある味付のものが少しあったけれど、このエリアは異国間漂う香りで朝食であることを忘れてしまいそう。
お肉料理もお魚も、お豆腐料理も、もっとたくさんありました。
ベーカリー&スイーツショップ併設のホテルだからパンも焼き菓子も美味しい!
パン好きの私は、パンのエリアが1番楽しめました。
シェラトングランド台北はペーカリー&スイーツのショップがホテル内にあります。ちょうど上写真の奥がショップです。ビュッフェのベーカリーコーナーとショップの厨房が兼ねています。
ベーカリーのコーナーはパンだけでなくトースターまで美しく置かれています。
ベーカリーで焼き立てのパンがどんどん並びます。
パンオショコラ、クロワッサン。どちらも少し小ぶりでちょうどいいサイズ。
味は文句なしです。バターの風味がとても良い。
四角い木製の引き出しのようなものは、食パンケース。こんな素敵な食パンケース、初めて見ました。
隣の丸いバターとジャム入れも可愛い。
トースターもカラフルで丸いフォルム。トーストは食べなかったけど、トースターをジロジロ見てしまいました。キッチングッズ好きにはたまりません(笑)
備品にも手を抜かない所がこのホテルのこだわっているところだと思います。
奥にベーカリーのショップが少し写っていますね。
朝食にはフレッシュケーキなどは置いてありませんが、フィナンシェやパウンドケーキなどの焼き菓子がベーカリーコーナーに数種類ありました。
ダイヤ型のお菓子がフィナンシェ(プレーン・チョコ)、パウンドケーキはクルミ入りのバナナケーキ。
フィナンシェのチョコとバナナケーキが格別美味しかった!
ハード系のパンも3種類。
ベーカリーの厨房からはパンが焼き立てで追加されます。種類もどんどん変わっていくため、いつでも焼きたてが並んでいます。
ベーカリーコーナーにはフレンチトーストもあります。
出来たてをお皿に乗せてくれます。近くにメープルシロップやチョコレート・ピーナツクリームなども置いてあるのでトッピングもできます。
チーズ類はベーカリーのコーナーにあります。パンと一緒にどうぞ。
チーズドームも可愛いですね。
朝食写真(1日目)
1日目(台北2日目の朝)は、奥にキッチンコーナーがあるのに気付かず先にメインカウンターでサラダやオードブルを取ってしまいちょっと失敗。
蒸し野菜と蒸しパン、焼売はキッチンエリアから取りました。焼売も3種類ぐらいありました。
蒸しパンはクロワッサンの層のようにたくさんの渦を巻いていて、とても弾力あり。黒糖っぽいけど甘くはなかったです。中華系のお料理と合わせやすい味でした。
おかゆは柔らかめ。中華がゆだけどクセのある味ではなかったです。
食後は、マンゴーヨーグルトとフルーツいろいろ。そしてコーヒー。
プチプチのドラゴンフルーツ、さっぱり味で食後にピッタリ。
パパイヤが完熟で、ハワイで食べた時より美味しく感じました。
数えられないくらいお料理あったのに、結局「自分の好きな物を取ってしまう」あるあるの朝食でした。
朝食写真(2日目)
2日目(台北滞在3日)は、奥のキッチンエリアでおかずも厳選して取ってきました。
ヌードルバーも魅力的だったのだけど、前夜に夜市で麺料理を食べたばかりだったから、最終日もまたパンを選びました。
おかずは野菜を中心に。
赤い小鉢はスモークサーモンとクスクスのサラダ。
キッチンコーナーではカリカリベーコンや焼豚を。
豚バラ肉を煮込んで作られたチャーシューは、脂っぽくなく味付けが絶妙ですごく美味しい!
夫もこのチャーシューが気に入って食べていました。
キッチンコーナーには蒸籠に入ったホカホカの蒸し野菜も置いてあります。旅行中は便秘になりやすいから野菜はなるべく食べたいですよね。生野菜だけでなく温野菜も充実しているところは女性には嬉しい。
こうやってお皿に取り分けた状態だけでは、このレストランのお料理メニューの豊かさを伝えるのは難しいですね。
食後はフルーツいろいろとギリシャヨーグルトのフルーツジャム乗せ。
パッションフルーツのジャムが甘酸っぱくて濃厚。ヨーグルトコーナーにはドライフルーツ(マンゴー・マスカット・クランベリーなど数種類)もあるのでトッピングで味が全然変わるから連泊しても飽きないですね。
フルーツは夫と2人分です。
1日目に存在を知らなかったエスプレッソマシンを2日目に発見し、夫と一緒にカフェラテ飲んで、フルーツをゆっくり食べました。
台湾のバナナ、食べてみて初めて違いが分かりました。味も食感も台湾のバナナは上品で日本で売っているバナナより数倍美味しいです!
ツアーガイドさんに教えてもらわなかったら食べなかったかも。ガイドさんに感謝。
この日は2泊3日の旅の最終日。
空港へのお迎えバスが来るまで午前中は自由だったので、出掛ける場所を再チェックしながらのんびりブランチ的な朝食をゆっくり楽しみました。
結局2回目の朝食も、私の場合はパン・おかず・フルーツと、好きな物を選んだだけの普通のビュッフェ朝食写真になってしまいました。写真だけではこの朝食ビュッフェの豊かさを伝えられないのが残念。
滞在したら1度は利用して欲しい朝食ビュッフェ
「シェラトングランド台北」の朝食ビュッフェは評判通りの充実した内容でした。
台北は街中で朝食も安くて美味しいものが食べられますが、せっかくシェラトングランド台北に滞在するなら1回はこの朝食ビュッフェを利用するのがおすすめです。
ビュッフェの豊富なメニューと味はもちろんですが、併設ベーカリーから焼き立てが提供されるペストリーや焼き菓子の上質な味わいは格別。
そして、この大きな吹き抜けのある開放的なレストランの空間はエレベーターから見るだけより、レストランの席に座って見上げた時の壮大さは格段の違いでした。
「シェラトングランド台北」、台北での宿泊先に選んで良かったおすすめホテルです。