2022年11月に別府と太宰府を1泊2日で旅行した時の記事です。
太宰府(福岡)に参拝した後は、福岡空港へ向かう途中で博多にある「鈴懸本店」へ行ってみました。
鈴懸の最中は東京でも買うことはできるのですが、博多にある本店も一度訪れてみたいと思っていた場所でした。
本店は静かに鈴の音が響く風通しの良いとっても素敵なお店でした。
鈴懸本店の様子と購入品についてご紹介します。
※2022年11月の旅レポートです。
博多 鈴懸本店 所在地
▪️博多 鈴懸本店
【住所】福岡県福岡市博多区上川端町12番20号ふくぎん博多ビル1階
【営業時間】 菓舗9:00~19:00/茶舗11:00~19:00(L.O.食事18:00、甘味18:30)
鈴の形をした最中(もなか)で有名な鈴懸(すずかけ)の本店は、福岡市博多区にあります。
場所は「福岡銀行博多支店」のある「ふくぎん博多ビル1階」です。
専用駐車場はありません。
私達もレンタカーを近くの有料パーキングに駐車してから本店を訪れました。
鈴懸本店の入り口には5色の暖簾が掛かっています。
自動扉が開く時に暖簾が風に揺れると、暖簾に吊るしてある金色の鈴の音が心地よい音を立てます。
この鈴の音を聞きながら店内に入ると、時の流れがゆっくりに変わるような気がしました。
鈴懸本店 店内の様子
鈴懸本店には、菓子店舗と喫茶室があります。
喫茶は季節のパフェなどが人気です。でも席数は少ないので訪れた日も5組以上待ちの状態でした。
喫茶を利用したい場合は、店内入り口に置いてある順番待ち用の記名表に名前を書いて順番を待ちます(事前の席予約はできません)
和菓子の販売は大きなガラスのカウンター。
こちらは順番にすぐ対応してもらえたので、待たずに商品を購入できました。
鈴懸の人気商品「鈴乃最中」と「鈴乃〇餅(すずのえんもち)」は本店でも店内販売商品なのでオンラインショップでは購入できません。
私は東京では新宿伊勢丹店を利用していますが、やはり「博多本店」に一度来てみたいと思っていました。
新宿伊勢丹ではいつも長い行列ができていて落ち着かない雰囲気ですが、博多本店はゆったりと商品を選びながら買い物できます。
そして、風の流れと一緒に時折静かに響く「鈴の音」が耳を研ぎ澄ませてくれるようでとても心地良い余韻が残ります。
東京でも鈴懸の和菓子は買えるけれど、本店には本店にしかない「鈴懸」の空間がありました。
今回は喫茶を利用する時間はなかったけれど、「鈴懸本店」に思い切って来てみて良かったと思いました。
このお店に流れる鈴の音の心地よさと、店内の素敵な雰囲気はここに来なければ体験できないと感じました。
「鈴乃〇餅」と「鈴乃最中おてづめ」を購入してから、福岡空港へ向かいました。
鈴懸本店の購入品
博多にある鈴懸本店では2つの商品を買いました。
1つは、店頭販売でしか買えない「鈴乃〇餅(すずのえんもち)」
もう1つは、日持ちが長い「鈴乃最中おてづめ」
どちらも新宿伊勢丹店でも購入できるけれど、本店に行った思い出を自宅でもゆっくり味わいたくて。
鈴乃〇餅(すずのえんもち)
▪️鈴乃〇餅 (6個購入)
▪️購入時価格 1個108円(税込)、6個で648円(税込)
鈴乃〇餅(すずのえんもち)は、小ぶりのどら焼き。
3人家族なので2個ずつすぐ食べられるように、6個購入しました。
賞味期限が短いので、福岡から戻った翌日に食べました。
独特のもっちりした皮は佐賀県産のヒヨクモチが使われているそうです。
皮は普通のどら焼きより舌触りがとても繊細で密度がしっかり。このモチモチした食感が大好きです。
あんは北海道の十勝産。このあんこが鈴懸の美味しさですね。
鈴乃最中も好きだけれど、この鈴乃〇餅のファンも多いと思います。
1個が小さめでとっても食べやすい。本当にもう1個食べたくなるような後を引く美味しさ。
鈴乃最中おてづめ4組入
▪️鈴乃最中おてづめ4組入
▪️購入時価格 1620円(税込)
そして、「鈴乃最中おてづめ」の4組入りの箱も買いました。
本当は店内販売限定の鈴乃最中(あらかじめ餡が挟んである最中)を買おうと思ったのですが、鈴乃最中は生菓子で日持ちがしないので、今回は日持ちのする「鈴乃最中おてづめ」にしました。
この時に購入した「鈴乃最中おてづめ」は賞味期限が1ヶ月以上ありました。
今回はこれにして正解!
旅から戻って、少し落ち着いた頃に「鈴乃最中おてづめ」を開封しました。
紅葉のパッケージ。晩秋の福岡で訪れた鈴懸本店の素敵な雰囲気の思い出が蘇ります。
「鈴乃最中おてづめ」は、皮とあんこがセットになっている「自分で詰めて食べる最中」です。
鈴の形の最中の皮は1個が4枚セット、餡も4個入り。
この餡1個で、鈴乃最中が2個分作れます。
私は今まで生菓子の鈴乃最中(店頭販売)しか食べたことがなかったので、この商品は初購入です。
店舗で見た時には「贈答品かな?」と思ったけれど、賞味期限が長いので、1組ずつ好きな時に餡を詰めて出来立て最中を食べることができるのがとても気に入りました!
この商品はオンラインストアでも購入できるで、店舗が近くにない人でも「鈴懸」の「鈴乃最中」がいつでも食べられます。初購入でしたが、これはとってもおすすめだと思いました。
※最新の商品価格などは鈴懸の公式サイトでご確認ください。
「鈴乃最中おてづめ」食べ方
「鈴乃最中おてづめ」の箱の中には「召し上がり方」が記載されてた紙も入っています。
食べ方はとても簡単、
「最中餡の白い帯に包まれた木ベラで餡をすくい、最中種(最中の皮)の中に入れてお召し上がりください」と書かれてある通りです。
では、実際に詰めて食べた時の様子をご紹介します。
まず、餡1個と最中種(最中の皮)を1袋用意して、
餡が入っている容器の白い帯から、木ベラを出します。
木べらを取り出してみると、
先端が少し幅広になっていて、
餡をすくう部分が斜めになっています。
餡はプラスチックの容器に密閉されています。
蓋を開けてから餡をすくいます。
先端が斜めになっていることで餡がすくい易い構造。
最中の皮は1袋に4枚セット。
白い紙枠に2枚ずつ重なって、合計4枚入っています。2枚1セットで鈴の形になります。
開封したての最中の皮はパリッと香ばしい。
木ベラで餡をすくって、鈴の形の皮に詰めます。
全部の餡を詰めるとこんな感じで、最中の皮から盛り上がるぐらいたっぷり。
あとは、2つの皮を鈴の形に合わせるだけで完成。
詰めたての鈴乃最中は、皮がパリッと香ばしくて餡の粒とコクが濃厚に感じます。
餡は鈴2個分よりたぶん多めに入っていると思いますが、たっぷり詰めた方が断然美味しかったです。
はみ出すぐらいに餡がたっぷり。これが最高に美味しかった!
店頭販売の鈴乃最中では味わえないこの皮のパリッと感。
そして、店頭では既に餡が詰められた状態で販売されている生菓子のため賞味期限が短いですが「おてづめ」は賞味期限が長いから、好きな時に出来立てを食べることがでるのが1番のメリット。
餡はパック入りなので店頭販売の風味とは少し違うけれど、これはこれで十分美味しいです。
鈴乃最中おてづめはオンラインショップでも購入できます。
※最新の商品価格などは鈴懸の公式サイトでご確認ください。
鈴懸本店から福岡空港へ
鈴懸本店に行った後は、レンタカーで福岡空港へ向かいました。
帰りは福岡から羽田に戻ります。
福岡空港の様子は、次の記事に続きます>>
YouTubeの動画
この旅の様子はYouTubeにも動画をUPしてあります。
動画の方が旅の雰囲気が伝わると思いますので、ご興味あったらご覧ください。