ハノイから成田への帰路もJALビジネスクラスを利用しました。
ハノイ・ノイバイ国際空港にはJAL専用ラウンジはありませんが指定ラウンジは使えます
JAL指定ラウンジは2つ。「NIA BUSINESS CLASS LOUNGE」または「SONG HONG LOUNGE」、どちらか1つを利用することができます(※2019年4月から2つから選択できるようになっています)
この記事では「NIA BUSINESS CLASS LOUNGE」を利用した時の様子をご紹介します。
※2019年1月の旅レポートです。
ハノイ空港 JAL搭乗手続きは3時間前から
ハノイ・ノイバイ空港のJALカウンターはBエリアにありました。
Bエリアは空港第2ターミナル(国際線)の正面口から入って左手奥の場所です。
成田行きJAL752便は、
■出発予定時刻 現地時刻0:25(日本時間 午前2時25分)
■搭乗手続き 3時間前から
3時間以上前に行ってもJALの搭乗手続きは開始されていないと思いますのでご注意ください。
私達が空港に到着したのは現地時間の午後9時半ごろ。
その時は既にエコノミーのチェックインカウンターには行列ができていました。
ビジネスクラスのチェックインカウンターは空いていて、搭乗手続きもあっという間。
ビジネスカウンター前には日本人のJALスタッフさんがいて、丁寧に案内してくれていましたので初めてでも安心。
今回はJALダイナミックパッケージの送迎オプションを利用したためホテル送迎専用のガイドさんが搭乗手続きの場所まで同行してくれて、出国手続きへ移動するまで見送ってくれたため何も心配いりませんでした。
この時期(1月中旬)はちょうどベトナム国内の帰省時期と重なっていて空港入り口は大混雑していました(※見送りの人は空港内に入れない規則がありました)
混雑する時期に行かれる場合はその点だけ注意した方が良いそうです(←送迎のスタッフさんに教えてもらいました)
JALビジネスクラス ラウンジカード
JALビジネスクラスのチェックインカウンターで搭乗手続きが終わると、搭乗券と一緒に空港ラウンジの利用カード(ラウンジカード)がもらえます。
ラウンジカードの表面には、氏名・便名が記載されています。
この時(2019年1月)にJALビジネスクラスで利用できたラウンジはターミナル第2の4階にある「NIA BUSINESS CLASS LOUNGE」だけでした。
※追記※
2019年4月からSONG HONG LOUNGE」のどちらかを選べるように変わっています。
チェックインカウンターでラウンジを選択してからラウンジカードを受け取るのは同じようです。
ご利用時はご確認ください。
受け取ったラウンジカード裏面にも「NIA BUSINESS CLASS LOUNGE」の場所の地図が書いてあります。
場所は、出国審査・保安検査を通過した先の「ゲート31番」付近にあります。
ビジネスクラスラウンジ 場所・行き方
保安検査後に出た場所にも案内パネルがありラウンジの場所は確認できます。
ラウンジの場所は「ゲート31番」、エスカレーターを上がった4階です。
↓この赤丸を付けた位置です。
保安検査後に出る通路は左右に長く続いていて、たくさんゲートが並んでいます。
ハノイ・ノイバイ空港はとても綺麗で美しい空港。設備も新しくて清潔。
規模はそれほど大きくはないけれど、ゲート付近のデザインは素敵ですよ。
免税店やブランドショップもゲート通路の両脇に並んでいます。
広くて長い通路には免税店以外にもバーガーキングなどのファーストフードや飲食店もあるので、ラウンジを利用しない場合でも休憩する場所はあります。
ビジネスラウンジは、「ゲート31」付近にあるエスカレーターを上った4階です。
エスカレーター前にはパネルが並んでいるのですぐ分かりました。
「NIA BUSINESS CLASS LOUNGE」は各社共通ラウンジのためJALもANAも同じラウンジ。
エミレーツ・キャセイ・タイ航空・大韓航空などワンワールド&スターアライアンスは同じラウンジ。
スカイチームはゲート28番付近にあるベトナム航空のラウンジです。
エスカレーターを上がったら、すぐラウンジの入り口です。
ビジネスクラスラウンジ内の様子
エントランスの雰囲気は少し豪華な佇まい。
入り口奥に受付カウンターがあります。
受付カウンターで搭乗券とラウンジ利用カードを見せてから入場。
入った瞬間に開放的で白い素敵な空間が広がっていました。
ラウンジは入り口から奥に広がるように長く続いていて、手前が白いソファー席。
中間に茶色のソファー席。
窓側にも席が並んでいます。
明るくて、モダンなデザイン。
中央部にドリンクやヌードルのカウンター。
階段を数段上がったフロアにフードコーナーがあり、広いダイニングテーブルが並んでいます。
ダイニング奥もガラス張りになっていて、31番と32番の搭乗ゲートの様子が上から見下ろせる開放的な空間。
↓ダイニングからの眺め
32番ゲートがJALの成田行き搭乗ゲートです。
下の32番ゲート付近から見た位置はここ↓
搭乗ゲートの様子を見ながらゆっくり過ごせる場所にあります。
エスカレーターを降りると31番ゲートなので、32番ゲートはラウンジからとても近いです。
フードとドリンクの種類
フードはダイニングエリアに揃っています。
L字カウンターにパスタ・カレーなどの主食、オードブル・生春巻き・フルーツなど。
ドリンクは、ダイニングエリアの冷蔵ケースにビール・フルーツジュース・ヨーグルト・アイスティーなど。
ビールは、ハノイビール・333・タイガーの3種類でプライオリティ・パスのラウンジと同じです。
ワイン・リカー類・梅酒などは、中央部のカウンターにあります。
このカウンターのアルコール類はスタッフさんに注文するスタイル。
自由についで飲めるスタイルではないのがちょっと面倒な気がしました。
カウンターの女性スタッフの対応が良くないため、初めて注文する時は戸惑うかも。
コーヒーや紅茶は自由に取れます。
コーヒーはドリップしたベトナムコーヒーのホット。紅茶は熱湯のポットがありティーバッグ。
スナック菓子や、
お子様用のミロ(Milo)もありました。
このラウンジのフードメニューの目玉は「フォー」
ドリンクカウンターと同じ場所。注文するとスタッフさんが作ってくれます。
予め麺と具が準備されていて、注文後にカウンター内の人がレンジで器ごと加熱したあとに熱いスープを注いているようです。
フォーボー(牛肉のフォー)
フォーガー(鶏肉のフォー)
オードブルのも数種類。
その他、唐揚げ・巻き寿司・春巻きなどもあります。
フードカウンターは日本人のお客さんも絶えず利用していたので写真はあまり撮りませんでした。
フードはもっと種類あります。※写真は一部です。
デザートのスイーツは3種類。
ケーキのデザインがプライオリティ・パスでも利用できる「SONG HONG LOUNGE」と同じでした。
種類は少し違うけれど味はほぼ同じです。
フルーツは4種類あったと思います。
スイカ・パイナップル・ドラゴンフルーツなど。
ビジネスラウンジのフォーが美味しい!
ビジネスラウンジでは、フォーを中心に食事&休憩しました。
夫と2人でフォーボー(牛肉のフォー)とフォーガー(鶏肉のフォー)を2つ頼んで一緒に食べ比べ。
フォーガーは、コクがあって鶏肉も美味しい!
ハノイビールとも合います。
フォーボーは具がいっぱい。
カウンターの不機嫌そうなスタッフのお姉さんがレンチンして作ったとは思えない味!
スープも上品だし、お肉も旨みがしっかり。
フォーの固さも程よくて、美味しさにビックリ!
ハノイ市内で食べたフォーには負けるけれど、このフォーもかなりの美味しさ。
巻き寿司・にぎり寿司・唐揚げ・オードブル・生春巻き
なども少しずつ頂きました。
ワインはカウンターで注文して注いでもらったものです。
赤ワインしか飲んでいませんが美味しいワインでしたよ。
オードブルもお寿司も、日本人なら好きな味。
生春巻きはレタスとチキン。野菜もフレッシュ。でもパクチーは入っていません。
各社共通ラウンジのためか、どのお料理もクセのない上品な味でした。
デザートにはフルーツと、プチケーキを。
ケーキは3種類あったから、全部味見してみました。
プライオリティ・パスでも入れるラウンジ(SONG HONG LOUNGE)のケーキと似たデザインだから作っている所が同じだと思われます。
チーズケーキ・チョコレートケーキ・ムース。
どれも、ココナッツミルク入りのカスタードクリームっぽい味です。
食後にベトナムコーヒーを飲んで、ゆっくり休憩。
練乳を混ぜて、ハノイ最後のベトナムコーヒーを飲みながらのんびり。
搭乗までの時間、お腹もいっぱいでホッと一安心。
ビジネスクラスラウンジは、ゆとりのある広さとソファーも大きくゆったり過ごせるラウンジでした。
各社共通ラウンジのため混む時間はあると思いますが、私達が利用した時間はそれほど混んでいなかったため落ち着いた雰囲気でした。
化粧室の様子
ビジネスラウンジには化粧室・シャワールームなどもあります。
女性用の化粧室は広くて使いやすく、荷物を持っていても移動しやすい化粧室。
化粧室の壁には立体的な画が飾られていて、空いていてきれいでした。