ハノイ中心部ホアンキエム湖そばにある眺めの良いレストラン「Cau Go」でハノイ名物「ホットポット」を食べました。
「ホットポット」は田ガニの出汁をベースに、野菜とお肉を専用のお鍋で煮込んで食べる鍋料理。
ゆっくり夕食が食べられるハノイのおしゃれなレストラン「Cau Go」と名物「ホットポット」をご紹介します。
レストラン「Cau Go」店内の様子・眺望
■Cau Go Restaurant
「Cau Go」というレストランは、ハノイ市内中心部に近いホアンキエム湖そばのビル6階&7階にあります。
このお店は、ハイランズコーヒーの記事でもご紹介した同じビル↓
階段もエレベーターもハイランズコーヒーを利用する時と同じ場所を使うので、ハイランズコーヒーを目印に探せば見つかります。
ホアンキエム湖を見渡せる眺望抜群の位置にあるレストラン。
お店の入り口は6階。奥にテラス席もある広いフロア。
7階は屋上テラスにもテーブル席があり、6階フロア内にある螺旋階段から屋上のテラス席へ上がれる構造です。
ただしテラス席は予約制。利用した当日もテラス席は予約で満席でした。
もし、テラス席をご希望の場合は事前に予約するか、空いている時間帯に利用するのがおすすめです。
6階は、わりと広めでテーブル席やソファー席もあり、グループで利用しても大丈夫。
私達は、フロア中央にある大きなテーブルに通されました。
テーブルがとても大きいので、数組座っても余裕の広さ。
中央の大きな柱にはベトナムのバッチャン焼きの角皿が飾られ照明の配置も良く、とても落ち着ける雰囲気。
このレストランは観光客に人気のお店ですが夜でも価格帯はかなり良心的なお店でした。
エアコン設備も新しく、気軽に入れる素敵なレストランです。
このお店は、旅行ガイドブック「ことりっぷ ハノイ(海外版)」に掲載されていて知りました。
「ことりっぷ」では夕日を見ながらお酒が飲める雰囲気に掲載されていました。
実際に行ってみるとお料理メニューが豊富で、お食事メインでも楽しめる本格的なレストランでした。
注文はiPadでメニューの写真を見ながら選べる
メニューは紙のメニューだけでなく、iPadメニューもありました。
iPadのメニュー写真がキレイだったから、どんな料理なのか注文しやすかったです。
オーダー方法は簡単。iPadメニューを指さしてスタッフさんに伝えるだけ。
まずは夫と2人でビールを注文。
私はハノイビール、夫はタイガービールを頼みました。
ビールは瓶入り。
スタッフさんが瓶のボトルを目の前で栓を抜いて冷えたグラスに注いでくれました(←瓶はすぐ持って行かれてしまい写真一緒に撮れなかった、残念)
ハノイビールは、口当たりが軽くて苦みが少ないビールです。
おつまみに出てきたローストピーナツ。
ハノイのおつまみ系のピーナツは、どこで食べても本当に美味しい。
ベトナム揚げ春巻き 中はもっちり&外はパリッパリ
次に、揚げ春巻きがテーブルに届きました。
本場ハノイの揚げ春巻き。
ベトナムの揚げ春巻きは中華料理の春巻きとは違い、ライスペーパーで包んで揚げてあるからパリッパリ。
中の具材のモチモチした食感と、優しい味付け。この味はぜひ現地で食べて欲しい!
こちらのお店は、カゴの底に白い素揚げ春雨が敷いてあってこれも全部食べられるようになっていました。
甘酸っぱいソースが爽やか。
写真を見ているだけでも、また食べたくなってしまいます。
ライスペーパーの春巻きの方がパリパリ感、具材のもっちり感のバランスが最高でした!
田ガニ鍋「ホットポット」
春巻きに続いて「ホットポット」がテーブルに準備されました。
ホットポットは、田ガニを煮込んですりつぶした濃厚スープでフレッシュ野菜や牛肉を煮込こみ、米粉の麺を加えて食べるお鍋料理。
ホットポットには専用のお鍋があります!
このアルミ製の専用鍋で煮込んで食べる様子を以前テレビで見ました。それ以来、どんな味なのか現地で食べてみたかった。やっと念願叶いました。
ホットポット専用鍋は、想像していたより大きい。
手作り感があるアルミのお鍋。所々にゆがみがあってそれも可愛い。
カニを具材として食べるのではなく、出汁。だから具にカニは無し。
野菜はフレッシュなパクチーなどの香草類・もやし・そしてバナナの花。
下の写真、もやしの隣にある茶色くて細長い具が「バナナの花」
バナナの花は見た目がローストオニオンに似ていて、煮込んでも歯ごたえが良くて鍋のアクセントです。
具のお肉は牛肉です。
ハノイの牛肉は脂身がとても少ない部位。豚モモ肉に似ているようなクセのない味です。
日本の柔らかい牛肉や脂身が多い輸入牛肉とはすこし違う食感。
お鍋には、お米の麺を入れて食べます。
フォーより細くて、見た目が糸コンニャクに似ています。
この麺は、鍋で煮てもフォーのように柔らかくなりずぎす、コシがあって美味しい麺でした。
ホットポットの食べ方
スタッフさんがホットポットの食べ方を説明してくれました。
まず、専用鍋のコンロに火がついて田ガニスープがグツグツ煮えてきます。
スープが沸騰したら野菜とお肉を加え、蓋をしてさらに煮込みます。
コンロの火はけっこう強めで、炎が時々飛び出してくる感じでちょっとワイルド。
グツグツ煮えたら、蓋を開けて様子を見て、
お肉に火が通っていたら完成!
濃厚でクセのない田ガニの出汁が、淡泊な具材と絶妙に合います!
これは日本人でも大好きな味だと思います。
塩分も控えめ、だし汁と具のそれぞれの味を楽しめる味。
たっぷりの野菜も煮込むからたくさん食べられます。
お好きなタイミングで麺を加えると、麺とスープのバランスが良く、今まで食べた事のない「旨み」を感じました。
最後までバナナの花のシャキシャキ感が残っていて、いろんな味わいが一緒に楽しめる優しい味のお鍋でした。
念願だった田蟹のホットポットは想像以上に美味しい鍋料理でした。
女子にオススメ♪化粧室はすごく綺麗
化粧室は6階にありました。
このお店は、エアコン等の設備が新しくてトイレもすごく綺麗。
お手入れもで行き届いていてとても清潔。
ハンドソープもあり、布タオルも用意されています。
化粧室内はタイルやドアのデザインも素敵でした。
ハノイのトイレはハンドシャワー(ウォシュレットがわり)がついているタイプが多いです。
こちらのトイレもハンドシャワー付き。
ハノイの飲食店はお店によってトイレに入りにくい場合もあります。
女性にとってトイレ事情は大切ですよね!
こちらのお店は人気の観光スポットにありますので、ゆっくり食事をしてもトイレはこんなに綺麗ですのでご安心ください。
JCBカードも使えます
テーブルでお会計をお願いしたら、JCBマーク付きのある伝票ホルダーが出てきてました。
「ことりっぷ」にも載っている人気店ですから日本人の利用も多いのですね。
私達が利用した日は欧米系のお客さんの方が多くて、日本人は3組ぐらいしかいませんでした。アジア系(中国か韓国かな)も多かったです。
お支払いは「JCB」で支払ました。
【支払額と内訳】
・ビール 50000VND(約250円)×2
・ホットポット(1セット)375000VND(約1800円)
・揚げ春巻き 145000VND(約700円)
■合計 716100VND ※サービス料・税込
■JCBカード請求明細額 3365円(※円換算レート0.0047円/VND)
サービス料・税込で3300円なら大満足!
現地ローカルのお店よりは割高だとは思いますが、
「好立地・眺め抜群・美味しい・おしゃれ」と4つが揃ったお店だから、十分満足でした。
換算レートも同日に他店で支払ったマスターカードより安かったので、ハノイではJCBを使っても問題ないと思いました。
今回はハノイのホアンキエム湖の夕日を眺めながらゆっくりホットポットが食べられた素敵なレストラン「Cau Go」をご紹介しました。