ハノイ・ノイバイ国際空港では帰国時にプライオリティ・パスで利用できる「SONG HONG LOUNGE」に寄ってみました。
とってもおしゃれで開放感があって、軽食のフォーや生春巻きも美味しいラウンジでした。
今回はハノイ・ノイバイ国際空港国際線の第2ターミナルにある「SONG HONG LOUNGE」の様子・お料理・ドリンク・デザートのメニューなどをご紹介します。
※2019年1月の旅レポートです。
プライオリティ・パスで入れるラウンジ 場所・行き方
ハノイ・ノイバイ空港の国際線は第2ターミナル。
プライオリティ・パスで利用できる国際線のラウンジは1ヶ所ありました(※2019年利用時)
ラウンジの名前は「SONG HONG LOUNGE」
ラウンジのある場所は、保安検査を通過後にある4階の「ゲート28」付近。
空港でチェックインしてから、ラウンジまで移動した時の様子をご紹介します。
↑上の写真、右手奥に出国手続き・保安検査へ続く入り口があります。
保安検査を終えて進むと免税店やショップが立ち並ぶ広いゲートエリアに出ます。
ちょうど正面に案内パネルがあるので搭乗ゲートの位置が確認できます。
プライオリティ・パスで利用できるラウンジを案内図で探してみた。
ラウンジの位置は下に赤矢印をつけた場所です。
案内図の右手にはラウンジが2つあります。
1つはベトナム航空のビジネスラウンジ(スカイチーム系のラウンジ)
赤い丸印を付けた所にあるのがプライオリティパスで入れるラウンジです。
もし位置が分からなかったら、「ゲート28番」近くのエスカレーターを探せばすぐ見つかります。
ハノイの空港内にも免税店やショップがたくさん並んでいます。
プライオリティ・パスで入れるラウンジは「ゲート28番」を目指して歩くとエスカレーターがあり、ラウンジの案内パネルが置いてありました。
左手の看板は、ベトナム航空・デルタ・エールフランスなどスカイチーム系のビジネスラウンジ。
右手の看板がプライオリティ・パスで入れるラウンジです。
プライオリティ・パスのマークが右側の1番上に付いていますね。
このエスカレーターはラウンジを利用する人しか使わないから、ひっそりした雰囲気。
エスカレーターを上がると、2つの入り口が見えます。
奥はベトナム航空などスカイチームのビジネスラウンジ。
手前が「SONG HONG LOUNGE」
案内の地図で確認した位置がここです。
ラウンジ 基本情報
■SONG HONG LOUNGE(現:Song Hong Premium Lounge)
■ハノイ・ノイバイ国際空港(Hanoi Noi Bai Intl) (第2ターミナル)※4階ゲート28付近
■営業時間 毎日:午前6時~午前2時
■最長3時間まで滞在可能
■軽食・飲み物・シャワー等が利用可能
■子供も同伴可能(遊ぶスペースあり)
※追記※
このラウンジは2019年2019年4月15日からJAL指定ラウンジとして追加されています。
※ラウンジ利用基準については各自ご確認ください
ラウンジ 利用方法
入り口から入ると、すぐ受付カウンターがあります。
女性のスタッフさんが受付してくれました。
ここで搭乗券とプライオリティ・パスを提示して、確認後に入場できます。
今回私たちはJCBプラチナのプライオリティ・パスを使いました。
プライオリティ・パスのバーコードを読み込んで確認されただけでした。
カード本体を掲示する必要はありませんでした。
JCBプラチナの場合、本会員はプライオリティ・パスのプレステージ会員(利用回数制限がないメンバー)のため本会員は無料。
私は同伴者としてラウンジに入りました(※JCBプラチナの場合、同伴者は有料)
【追記】MyJCBの利用明細上で同伴者料金(税込2160円、税率8%・2019年1月)は利用日付けで請求されていました(※夫のMyJCBで確認)
ラウンジ内の様子
受付してからラウンジに入ると、天井が高くてとっても明るくて開放的な空間が広がっていました。
設備も新しくてとても綺麗で清潔。
ベトナムカラーの水色のソファーが円形に配置されていたり、壁のアクセントとしてカラフルな糸が上手にデザインされています。
モダンで美しい空間ですが、堅苦しくなく気軽に入れる雰囲気。
ラウンジ内は混んでいないくて、快適で過ごしやすい。
軽食・ドリンク・アルコールなども提供されていて自由に飲食できます。
ドリンクもお料理もかなり種類が多く、配置もおしゃれ。
テーブル席もソファー席もゆったり。
スペース自体はこの後に行ったビジネスクラスのラウンジよりは狭いけれど、こちらも天井が高いから広く感じます。
ラウンジ内 無料Wi-Fi
ラウンジの各テーブルには無料Wi-Fiのパスワードが張られています。
このラウンジ内に飛んでいたWi-Fiはこちら↓
電波状態も良く速度も速い。PCを利用しているお客さんも数名いました。
ラウンジ内 ドリンクの種類
ドリンク類は、壁沿いの広いエリアの壁側にずらりと並んでいます。
コールドドリンクは透明のジャグで色鮮やか。
ミルク・アイスコーヒー・アイスティー・フルーツジュースなど。
缶入りソフトドリンクやビールは冷蔵庫に入っています。
ビールは缶ビールが3種類。
ハノイビール・333・タイガービール、の3種類だったと思います。
生ビールサーバ-はありません。
炭酸系のジュース・ペットボトルのミネラルウォーターやお茶。
ヨーグルトやフルーツジュース系も冷蔵庫内。
コーヒーマシン・ティーバッグとお湯のポットは冷蔵庫の隣。
ネスプレッソのようなコーヒーマシンは、カプセル式で自動。ラテやカプチーノなど泡立てミルクもOK。
スパークリングワインと白ワインは大きなワインクーラーで冷たくキープ。
ライムウォーター、彩りが爽やかで素敵でした。
赤ワインやウイスキーなども一通り揃っています。
ドリンク類は、意外と種類が多くて目でも楽しめるような工夫があって好感持てました。
スパークリングワインやワインの味は日本のファミレスぐらいのレベルだったけれど、ちょっと休憩するだけならこれで十分かなと思いました。
ラウンジ内 フードメニュー(軽食の種類)
「SONG HONG LOUNGE」は軽食のメニューが充実していました!
軽食というよりしっかり食べられるようなお食事メニュー。
ベトナム名物「揚げ春巻き」と「生春巻き」
どちらも現地の味でかなり美味しい。
この後に行ったビジネスクラスのラウンジには揚げ春巻きは無かったです。両方のラウンジで生春巻きを食べ比べてみたところ、こちらのラウンジの生春巻きの方がパクチーが入っていて風味有って美味しいと思いました(←ビジネスクラスのラウンジの生春巻きはパクチー無しだった)
セルフ式で温かいフォーもあります。
薬味やタレも揃っていて、味も調整可能。
サーモンのにぎり寿司、巻き寿司もあり。このコーナー人気でしたよ。
巻き寿司は1種類が「ベジタブル寿司」でベジタリアンやビーガンの人も安心。
白いごはんもあります。
卵のメニューも数種類、ゆで卵・ポーチドエッグ。
お料理エリアは利用客が途切れなかったため、中の料理写真だけ撮るために蓋を開けるのは遠慮しました。
パスタとパスタソース。
パンも2種類。
サラダ野菜もありました。
チーズとハム類。
このパンに具をいろいろ挟めば自分で「バインミー」が作れますね!
フードメニューは、ベトナムの雰囲気を少し出しつつ、あとはベーシックな食べ物が並んでいる感じ。
搭乗前に最後にゆっくりベトナム味を楽しめてゆっくり過ごせるから、搭乗前にファーストフードを食べるより全然おすすめ。
ラウンジ内 デザートの種類
ラウンジにはフルーツやミニスイーツなどデザートメニューもありました。
デザートは中央部の丸いカウンター。
この日は、フルーツ4種類、プチケーキ4種類。
フレッシュフルーツは、
パイナップル・ドラゴンフルーツ・スイカ・バナナの4種類でした。
どれもカットしてあって食べやすいサイズ。
ミニスイーツは、
シュークリーム・バナナチョコレートケーキ・パッションフルーツムース・ムースケーキの4種類。
どれも小さめ、2口サイズぐらいの大きさです。
この後に行ったビジネスクラスのラウンジのスイーツ類はこのラウンジと似ていました。種類は少し違ったけれど味は殆ど同じです。
ケーキ類は2つのラウンジで全種類食べてみたところ、このラウンジのシュークリームが1番美味しかった気がします。
ドリンク・フード 味の感想
ラウンジで食べた物と味について感想も書いておきます。
ドリンクはスパークリングワインと缶ジュース。
生春巻き・シュークリーム・パッションムースケーキ。
生春巻き、これはラウンジで提供されているお料理にしてはとても美味しいと思います。
パクチーもちゃんと入っていて普通に美味しいベトナムの味。野菜もフレッシュ。
スイーツは、2つともココナッツミルクが入ってるようなカスタード系の味。
お食事をしなくてもスイーツとコーヒーだけでも利用する人は多いと思います。お子様も同伴できるラウンジなので、ジュースやヨーグルトなども揃っているのは良いですね。
スパークリングは軽めで甘口。
ワインは日本のファミレスで飲めるレベルの味かな。
このオレンジジュースは、ちょっとお子様向けで甘かった。炭酸が入っていない「ミリンダ」みたいな味で。でも、お子様なら好きな味だと思いますよ。
ラウンジ内 お子様同伴OK、キッズスペースあり
このラウンジは、お子様も同伴可能です。
小さいエリアですがお子様も遊べる場所も作られていました(キッズスペースあり)
キッズスペースは上の写真の植物の裏側。
実際に私達が利用した日も欧米系のご家族がお子様2人を遊ばせていました。
このジャングルのような植物でキッズスペースを区切ってあります。お子様の声は聞こえますが姿は見えない構造です。
遊ぶスペースはそれほど広くはないけれど他のお客様の目線を気にせず親子で過ごせる場所があるのはとても良いですよね。
ハノイ空港 プライオリティ・パスがあるメリット
ハノイ・ノイバイ空港はとってもキレイな空港です。
制限エリア内にも飲食店やファーストフード(バーガーキング)などが入っていて、食事をする場所は十分あってその点では心配ありません。
ただし、搭乗ゲート付近はデザインは素敵なのですが椅子の数が見た目ほど多くなく、出発前はどこのゲートも人でいっぱい。
こんな感じで↓座る場所がなくて立っている人がゲート付近に溜まります。
上の↑写真の奥の天井部分のような場所にあるのがビジネスクラスのラウンジです。
プライオリティ・パスのラウンジの後にこのビジネスクラスラウンジで搭乗まで時間を過ごして、この窓からずっと下の様子を見ていたためその人の流れが良く分かりました。
私がハノイに行った2019年1月中旬、JALの成田行きは満席ではありませんでしたがそれでも搭乗時間になると搭乗ゲート付近の椅子は全く空いていませんでした。
混雑するシーズンはたぶんもっと人が多いと予想できます。
必ずしもハノイ空港内ではラウンジ使う必要はないと思いますが、JALの成田行きは夜便のため帰国前は疲れも出る時間になります。
空港で搭乗までの時間をゆっくり過ごしたい場合や同伴者がいる場合、プライオリティ・パスを支えることがメリットがあると思いました。
また、女性の一人旅の場合もプライオリティ・パスあった方が安心のような気がします。
実際にハノイのラウンジにも女性1人だけでで過ごされている人を数人見かけました。化粧室などの点でもラウンジが使えることは大切なポイントかも。
今回利用したJCBプラチナのプライオリティ・パスの場合は、本会員は利用回数制限がなく同伴者は利用料も他社に比べて安かったです。
3時間ゆっくり食事やドリンク休憩してネットも使え、安全面も考えると一人でも家族と一緒の場合でも利用価値はあると感じました。
まとめ
プライオリティ・パスで入れるハノイ・ノイバイ空港国際線のラウンジを利用した時の様子をご紹介しました。
プライオリティ・パスは日本では使える場所が少ないけれど、海外では素敵なラウンジが利用できます。
エコノミークラス搭乗でも海外空港でゆっくりラウンジで過ごせるのがプライオリティ・パスのメリットです。
※この記事の内容・画像は2019年1月利用時のものです。内容は変更になっている場合もあります。最新情報は各自ご確認ください。