【鹿児島】星野リゾート「界 霧島」客室・バスルーム・アメニティー

宿泊レビュー
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2021年12月に鹿児島県霧島市を旅行した時の記事です。

星野リゾート「界 霧島」は霧島高原を見渡せる高台に立つ絶景ホテル。

2021年1月に開業以来、どの客室からも桜島が見える素晴らしい眺望と開放感のある露天風呂などで人気の温泉宿です。

界霧島に到着して、ロビーにあるフロントでチェックインを済ませた後はすぐお部屋に案内されました。

この記事では、滞在したお部屋の様子・バスルーム・ミニバー・アメニティーなどについてご紹介します。

※2021年12月の旅レポートです。

桜島が見渡せる絶景のお部屋

お部屋の予約は界霧島公式サイトから申し込みました。

▶︎界 霧島 公式HP

予約したのは、スタンダードな和室(定員3名)です。

夕食・朝食付きの1泊2日プラン。

食事はアップグレード無し、本当に基本的なプランのお部屋を予約してみました。

価格は公式サイトで予約するのが一番安くなっているようです。

当日利用したお部屋は、フロントやロビーのある3階の客室です。

ロビーより深い色合いの客室の長い廊下を通ってお部屋に案内されました。

客室の入り口には薩摩和紙が使われた照明。それぞれのお部屋で模様が違うように設計されています。

暖かでやさしい薩摩和紙の照明はこんな感じ↓(※滞在したお部屋番号ではありません)

入り口に入ると新しいお部屋の清々しい香りがしました。開業してから1年以内だったこともあり本当に新しい。

草履が綺麗に並べられています。

夫と2人での滞在なので、草履も男女用それぞれが用意されていました。

客室スタッフさんから簡単にお部屋やホテル内についての説明を受けてから鍵を受け取りました。

ルームキーの飾りは薩摩ボタン。

全部で5種類の絵柄があるそうです。

薩摩ボタンの絵柄は、天孫降臨の神話に登場する五神が霧島連山などと共に描かれているそうです。

丸みを帯びた木の温もりと、美しい絵柄のルームキーでした。

入り口の棚には、薩摩錫(さつますず)の花瓶。

この薩摩錫の花瓶は1つ1つ手作業で作られているそうです。

界霧島ではどのお部屋にも伝統工芸品が飾られています。

お部屋に入ると正面に大きな窓。

桜島が一望できる素晴らしい景色。

界霧島はどのお部屋からもこの雄大な景色が見えるそうです。

まだ日没までには時間があったけれど、夕日に染まる桜島が窓越しでもこれだけ美しく見えました。

ホテルは高台に立っていて、窓側は障害物が何もないため自然そのままの景色が見渡せるのです。

お部屋の窓から下を見ると、露天風呂のある建物が見えました。

この下のお風呂まではホテル内からケーブルカーで移動します。

お部屋の様子

客室は奥に布団が敷いてある和室。

手前に大きめのソファ。

ナチュラルな明るめの色合いの家具で統一されていて、ホッと寛げる空間。

小さなデスクと椅子もあり、テーブルに電源もあるのでPC作業などもできます。

客室内の温度は自分で調整できるようになっています。

壁に飾ってあるのは大島紬のパネル。

大島紬は鹿児島県奄美大島が発祥。

リビングのテーブルにお茶菓子と館内案内。

案内冊子には館内アプリの使い方も詳しく掲載されています。

お茶菓子は「かるかん煎餅」

白いかるかん煎餅は、硬めのお煎餅。

カリカリとした食感でやさしい甘さのあるお煎餅でした。

懐紙には霧島神宮の赤い鳥居と、霧島の山が描かれていました。

寝室の様子

寝室はリビングより一段高くなっていて、ここがベッドスペース。

ベッド枠はなく、マットレスが畳に乗っている状態。

界霧島では寝具にとてもこだわっているそうで、かなり高さのあるこのマットレスはふかふか。

体を包み込んでくれるような寝心地でした。

もっと寝ていたかったほど、とても良い寝具でした。

寝室の一番奥のベッドボードは美しい塗り壁。

シラスが使われているベッドボードはシラス壁。

吸湿と空気清浄の作用があるそうです。

間近で見るとそれぞれの層の境目が金入りになっていて、とてもシック。

ベッドボードの上部には電源もあります。

寝室とリビングの段差の部分にも電源が設置されていました。

お布団に掛けてある大島紬のカバーも上品な鮮やかさ。

ミニバー・加湿器・電気ケトル

お部屋の奥の壁に置いてあるこの家具がミニバーです。

手指用のアルコール消毒液もここに置いてあります。

加湿器は最初から稼働していました。

電話機も家具やお部屋の雰囲気に合うモダンなデザイン。

電気ケトルは黒色のラッセルホブス。

ミニバーの家具は、右側がミニ冷蔵庫。

冷蔵庫内には霧島のお水が入っています。

霧島の水道水は湧水なのでそのまま飲めます。水道水とは思えないとても美味しいお水です。

ミニバーの家具、左側には茶器やコップ類。

日本茶は霧島茶。

茶器もコーヒーカップも界霧島で購入することができます。

館内アプリで注文も可能。フロント横にあるショップにも展示あり。

コーヒーは界オリジナルのドリップパック。

ロビーラウンジではいつでもコーヒーマシンでコーヒーが飲めるのでこのドリップパックは頂いて自宅で飲みました。

翌朝、日の出が見たくて早朝に起床した時にはロビーラウンジのコーヒーマシンのコーヒーをテイクアウトしてお部屋でモーニングコーヒーを飲みました。

かるかん煎餅とコーヒー。

両方どちらも美味しく頂きました。

バスルームの様子

バスルームは、入り口を入ってすぐの右側の引き戸の奥。

基本の客室のバスルームはそれほど広くはありません。

界オリジナルのアメニティーなどがきれい並んでいます。

ドライヤーは棚の上。

広くなくても必要な道具は揃っています。

界オリジナルのアメニティーはどれも質が高いですね。

ミニ風呂敷が包んであります。

この中には、歯ブラシ・ヘアブラシ・ヘアゴム・コットン・麺綿棒などの小物が1セットずつ。

風呂敷にはいろいろな包み方の紙も入っています。

大浴場にもアメニティー類は一通り揃っているのでお部屋から持っていく必要はなかったです。

界霧島は館内移動する時用の手提げカゴなどは用意されていません。

私は館内移動や露天風呂に行く時には持参したミニエコバッグを使いました。

今にして思うと「このミニ風呂敷を使ってください」ということだったのかもしれません。

でも館内でこの風呂敷を使っている人は見かけませんでした。他のお役さんも各自持参したエコバッグなどを使っていました。

風呂敷より手提げカゴの方が館内では使いやすいと思いました。

今回利用した基本の客室の場合、お部屋のお風呂はシャワーのみ。

浴槽はないタイプのお部屋です。

露天風呂などがあるお部屋もあるようです。お部屋は予約の時に選べるので内風呂が良い場合にはお部屋を選んだ方がよいと思います(←価格は高くなります)

今回は大浴場を利用したのでお部屋のシャワールームは使いませんでした。

浴室内にも界オリジナルのシャンプー・コンディショナー・ボディーソープが設置されています。

浴室の窓からも桜島の姿がきれいに見渡せました。

浴槽はないけれど、シャワールームは広め。

作務衣やガウンはこの扉の中。

館内移動や大浴場へ行く時もこのガウンがあるので寒くありません。

下の引き出しに作務衣と厚手の靴下。

反対側の引き出しに、電子金庫など。

黒い靴下は、とっても暖か。

底に滑り止めも付いていて、履き心地抜群。

ミニ風呂敷や靴下は持ち帰ることができます。

客室、泊まってみた感想

今回利用したお部屋は、一番基本のスタンダードなタイプの和室です(定員3名)

開業したばかりのホテルなので、館内も客室内もどこも新しい香りがして新鮮でした。

何より、眺めが最高!

絶景の宿、お部屋の窓からこの雄大な景色が本当に眺められます。

お部屋には随所に鹿児島の伝統工芸品が利用されていて、薩摩和紙のライトが夜も優しく包んでくれるような雰囲気を醸し出してくれます。

お部屋の寝具もとても上質で寝心地も大満足。

あえてマイナス点を挙げるとしたら、バスルームが少し狭めでシャワーのみのお部屋だったこと。

それから、館内は広いので移動時用に手提げカゴなどがあった方が良かったと思ったことぐらいです。

もっと広いお部屋、そして露天風呂などがあるお部屋もあるので値段が高くなってもよければ用途に合わせてお部屋の種類を選んだ方が良いかもしれません。

界霧島には絶景をもっと楽しめる「ビューテラス」という場所があります。

そこから眺める夕日と朝日は最高でした。

ビューテラスについては、次の記事へ続きます>>

YouTubeの動画

この旅の様子はYouTubeにも動画をUPしてあります。
動画の方が旅の雰囲気が伝わると思いますので、ご興味あったらご覧ください。