JALプレミアムエコノミークラス搭乗記(羽田→バンコク)JL031便

バンコク
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2019年6月、JALに乗って羽田からバンコクへ行ってきました。

今回は初めてJALプレミアムエコノミークラス(プレエコ)に搭乗してみました。

評判の良いJALのプレエコ、実際に往復利用してみたら座席も広くてとても快適でした!

この記事では羽田→バンコク(スワンナプーム)JL031便に搭乗した往路の様子をご紹介します。

※2019年6月の旅レポートです。

羽田→バンコク JL031便 運行スケジュール(2019年6月)

利用した2019年6月の羽田発→バンコク行き(JL 31便)運行スケジュールは下記でした。

  • 11:20   羽田出発予定時刻
  • 15:30   バンコク(スワンナプーム)到着予定時刻 ※現地時刻
  • フライト予定時間 6時間10分

羽田から離陸後は天候不安定で少し揺れましたが、その後は安定した飛行が続きほぼ揺れませんでした。

当日はスワンナプーム空港滑走路混雑のため上空での待機で約30分着陸が遅れました。

羽田空港 プレエコ専用カウンター

羽田空港のJALカウンターには、プレエコ専用の受付カウンターがありました。

右側にビジネスクラスのカウンター、左側がエコノミークラスのカウンター。

写真には写っていませんが、ビジネスクラスのカウンターは約20人待ち。エコノミークラスは50人以上の長い行列!

プレエコ専用カウンターは何故か空いていて、すぐ手続きできました。

専用カウンターのおかげでスムーズにスーツケースを預けてチェックイン。

チェックインは機械でもできるけれど、やっぱりカウンターで手続きすると「旅行に行く」実感が湧く気がしますね。

専用カウンターはプレエコのメリットの1つだと思います。

JALプレエコ サクララウンジが使える

チェックインして保安検査上を通ってからJALのサクララウンジを利用しました。

サクララウンジでゆっくり朝食を頂いてから搭乗時間まで過ごしました。

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JALはプレエコでもサクララウンジが使えるのはメリットです。

JALプレエコ 機材・座席の様子

いよいよ搭乗です。

プレエコの席、座席がブラックで落ち着いた雰囲気。

エコノミーよりゆとりがあって想像していたより席も広い!

JAL羽田発バンコク行きの機材は「ボーイング777−200

エコノミークラスは、3-4-3の座席配列

プレエコはエコノミーの前方位置にあり、2-4-2の座席配列です。

右窓側の2席が利用した席です(JALダイナミックパッケージで座席位置も事前に指定できました)

※行きの便で座席写真取り忘れ、帰りの便で撮影したため色が違います

プレエコの席はエコノミーとは椅子の雰囲気も座席の広さも全然違いました。

JALプレエコ アメニティ

プレエコの席にはアメニティセットが置かれています。

  • スリッパ
  • ノイズキャンセリング機能付きヘッドフォン
  • アメニティーポーチ
  • 膝掛け

▶︎プレエコのサービス最新情報はJAL公式ページでご確認ください「JALプレミアムエコノミークラス

アメニティの巾着はビニール製。中身は2019年1月に乗ったビジネスクラスと同じアイテムでした。

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  • 耳栓
  • 歯ブラシセット
  • アイマスク
  • 保湿マスク

「ノイズキャンセリング機能付きヘッドフォン」はビジネスクラスと同じソニーのヘッドフォン。これがあるとないとでは快適度が全然違います。

このヘッドフォンをしているだけで飛行中の大きな音が軽減されて、エンタメ系(映画やドラマ)の音も綺麗に聞こえてリラックスできます。

JALの広いプレエコ座席シート・フカフカのスリッパ・ヘッドフォン、これだけでもプレエコに乗る価値ありです。

JALプレエコ 座席シート・設備・USB電源

プレエコの座席は、JAL SKY PREMIUMという広めのシート。

大型のレッグレストとフットレストがあり足を伸ばして寛ぐことができます。前後が広いだけでなく隣席との間隔も広いです。

隣の席との間にはみにテーブル付きの肘掛けがあります。

肘掛け下に座席シートを前後に伸ばすためのボタンがあり、

その下に液晶画面のコントローラーが配置されていて、引き出しても使えます。

ヘッドフォン用ジャックもこの位置。

リモコンは裏面がゲームコントローラー。

コントローラーは小さめで使いやすい。

テーブルも広め。PC作業しても隣席に遠慮しなくて良い距離感。

USB電源も使いやすい位置。

座席前には小物入れ用のポケットがあって、充電コードを入れて置いたり、スマホ充電しながらここに置いておくこともできて便利でした。

後でトイレに行った時に後方のエコノミーの席を見るとテーブルが小さく感じました。エコノミー席は座席間隔が狭いため、食事以外の時にテーブルを広げておくと動きにくそうでテーブルは折り畳んだまま使っている人が多かったです。

カップホルダーは常時使う訳ではないけれど、飲み物だけ頂いた時に便利でした。

JALのプレエコは足元がとても広いし、座席シートのクッションもかなり良かったです。

足置きやフットレストもあり、足の疲れが全然違いました。

私の身長は162センチ、背もたれそのままでフットレストだけを少し上げて足をまっすぐ伸ばしても足置きには届かないくらい広いです。

そして、JALのプレエコ席は席を後ろに倒さなくても席が広がる独特構造。

下の写真は、機内食が終わって皆さん足を伸ばしてゆっくり寛いでいる様子。

背もたれは倒れていないですけれど、席が前にズレるような感じで座席が広がる構造。

この日プレエコ席は満席。

さすがにビジネスクラスのようには広くないですが、中距離の飛行ならこれで十分快適だと思えました。

JALプレエコ 機内食の内容

離陸してから約1時間後におしぼりと機内食メニューが配られました。

プレエコの機内食はエコノミーと同じです。

羽田発バンコク行きの昼便は、ランチ(昼食)と着陸前におやつのサービスがあります。

プレエコがエコノミーと違う点はプレエコ限定ドリンクを注文できること

▶︎JAL公式ページにも機内サービス内容が掲載されています「JALプレミアムエコノミークラス

ドリンクサービス(プレエコ限定ドリンク)

プレエコ限定ドリンクは3種類ありました(羽田→バンコク、バンコク→羽田)

  1. シャンパン
  2. 焼酎
  3. ペリエ

この3種類のドリンクはプレエコ限定。

最初のドリンクサービスの時にシャンパンを頂きました。食後に映画を見ながら夫が焼酎、私はペリエを頂きました。

焼酎とペリエはプラスチックカップで提供されましたが、シャンパンはミニボトル。

プレエコのシャンパンのミニボトル、キャップはスクリューキャップ。

ボトルで出されると美味しく感じます(←当然ビジネスクラスで提供されるものとは違います)

昼食前の最初のドリンクサービスは、ドリンクと「あられミックス」

JALのあられミックスは、おかきだけでなくナッツ類も美味しい。

機内食(昼食)2種類

昼食の機内食は2種類から選べました。

(メイン料理)※どちらか1つ

  1. 彩野菜のドライカレー
  2. ネギ塩鶏の三色丼

(サイドメニュー)

  • かぼちゃとレーズンのサラダ
  • 夏野菜揚げ浸し翡翠餡(冷製)
  • タルトオシトロン
  • フレッシュサラダ(ドレッシング付)
  • みそ汁

夫婦二人だったのでメインは1種類ずつ選んでみました。

1種類は「野菜のドライカレー」

このメニューは音羽シェフ。

ドライカレーは辛くなく、野菜の甘みとコクと程よいスパイス感。

サイドメニューも丁寧な味付け。野菜の揚げ浸しは翡翠餡が上品でひんやり冷たくてドライカレーともよく合いました。

タルトオシトロンは、下がババロア生地で上に甘いクランブルがかけてあるデザート。少し甘かった。

フレッシュサラダは野菜がパリパリ新鮮、ドレッシングの味も爽やかで両方のメニューどちらにも合いますね。トテラポットのようなパッケージに入ったドレッシング、倒れないしこぼれず使いやすかったです。

そして、もう1種類は「ネギ塩鶏の三色丼」

この鶏丼は嶋シェフのメニュー。

鳥出汁の炊き込みご飯、鶏肉もホロリと柔らか。

見た目はドライカレーより地味だけれど、機内食とは思えない味の深み。

お料理と一緒にお味噌汁もサーブしてくれます。出汁がよく出たコクのあるお味噌汁でした。

やはりお味噌汁には鳥丼の方が合う気がしました。

若きシェフのコラボレーション。

JALエコノミーの機内食は質が高いですね。

食事のドリンクは、赤ワインと白ワインを両方頂きました。

このワインはJALオリジナルワイン(ボトルはプラスチック製)

ワインの味も美味しかったですよ。

食後のデザート(ハーゲンダッツ 抹茶味)

食事の後半でハーゲンダッツのアイスクリームが配られました。

「グリーンティー」抹茶味のアイスでした。

6月の限定コラボパッケージとのことです。バンコク線は初めて搭乗したので普段のハーゲンダッツは何味が提供されているのかは分かりませんが。

配られた時はカチカチでしたが、食べる頃には程よい固さになってさっぱり美味しく頂きました。

到着前に(バニラ&チョコツインケーキ)

到着1時間半前に、おやつとドリンクサービスがありました。

おやつは「バニラ&チョコツインケーキ」

ドリンクはコーヒーを頂きました。

このケーキは、中にバニラとチョコのクリームがたっぷり入っています。

生地はふんわり柔らか。「萩の月」をもう少し甘くしたようなケーキでした。

おなかがあまり空いていなくて、1袋を夫と二人で分けて1個ずつ食べました。

ブラックコーヒーと一緒に食べながら着陸まで映画をゆっくり鑑賞。

プレエコ席はドリンクやおやつが配られてもテーブルも大きめで座席間隔も広いため、テーブルを広げたままにしていても窮屈感がないのもプレエコ席のメリットでした。

化粧室の様子

搭乗した777~200は新しい飛行機ではないため化粧室の設備は少し古め。

プレエコは後方エコノミーの化粧室が利用できます。そのため化粧室に行列することはなかったです。

往路にはありませんでしたが、復路(バンコク→羽田)は夜便だったためエコノミーでも化粧室に歯ブラシセットが置いてありました。

古い飛行機(機材)には良い点もあります。それは化粧室が広いこと。

化粧室備え付けのおむつ交換台。

手前も広いから赤ちゃんのオムツ替えや着替えなどはこの機材の方がしやすそうと思いました。

スワンナプーム国際空港へ到着

映画を2本観終わる頃に、バンコクに到着。

バンコクスワンナプーム国際空港の気温は37℃!

この数日は雨が降らずとても暑い日が続いていたそうです。

初めてのスワンナプーム空港はとても広く、エキゾチックな雰囲気が漂っていて「タイに来たんだな」と旅の実感が湧いてきました。

でも、大きな空港のため入国審査も大行列!

入国審査の場所は人が多いためかエアコンの効きが悪く、待ち時間がとても暑かったです。

今回は航空券とホテルのみの予約したJALダイナミックパッケージの基本プランを利用したため、空港からホテルへは電車に乗って移動しました(←車内エアコンも効きが悪くて汗だくに。帰りは凍えるほど寒かったので車両で冷房に差がありました)

初めてJALプレエコに乗ってみた感想

初めてJALのプレエコに乗ってみた感想は「快適で大満足」

プレエコにしてメリットだったと思えた点は下記です。

  1. 羽田にプレエコカウンター専用カウンターがある
  2. サクララウンジが利用できる
  3. 座席はかなり広く、シートクッションも座り心地良い
  4. ノイズキャンセリングヘッドホンとアメニティがある
  5. プレエコ専用ドリンクあり
  6. 座席が広いため疲れにくい
  7. プレエコの座席数が少ないため担当CAさんがすぐ気づいてくれる

機内食はエコノミーと同じですが、サクララウンジが利用できるのは大きなメリット。

JALのプレエコは座席も広いため中距離線ならビジネスクラスでなくてもプレエコで十分快適だと思いました。

またプレエコの座席数は少ないですが担当CAさんがいらっしゃるため、いろいろ細かい気遣いがありました。

確かに金額はエコノミーより少し高いですが、予約した日はプレエコとエコノミーの価格差が1万円弱だったので今回はプレエコで大正解でした。

YouTubeの動画

羽田→バンコクの搭乗の様子はYouTubeでもご覧いただけます。

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