2019年夏の北海道知床旅行、2日目の滞在先は釧路市阿寒町にある人気ホテル
「カムイの湯 ラビスタ阿寒川 ホテル&スパリゾート」
阿寒川の自然の中に作られたとても素敵なホテルです。。
ホテルに到着する前から小雨が降り出していて、ひっそりした雰囲気の中、静かに到着しました。
滞在した時の様子をご紹介します。
※2019年8月の旅レポートです。
ホテルの場所
阿寒川沿いの自然を崩さずにそのままの地形の中に建てられたホテル。
館内のお水は全て湧水が使われているそうです。
美味しいお料理とゆったりとした雰囲気で人気のホテルなので一度泊まってみたいと思っていました。
予約したJALのダイナミックパッケージはホテルも自由に選べたので、2日目の滞在先はこちらで予約しました。
ロビーの様子
エントランスから館内に入ると高い天井、ロッジ風のロビーが迎えてくれます。
モダンな雰囲気と木の温もりの両方の調和が素敵です。
正面には阿寒川に沿った緑の美しさが、まるで絵画のよう。
右手には暖炉のあるスペースと、ショップがあります。
木彫りの工芸品やアクセサリーなども売っていて、私は木彫りの小さいスプーンを買いました。
ロビーのテラスに出ると、阿寒川のせせらぎの音が心地よく、川の流れと緑の木々を眺めているだけで心がすっと落ち着いて、日々の雑多なことを忘れさせてくれます。
館内に入ってから、時間の流れがゆっくりに感じました。
ロビーにはドリンクサービスもあり、自由にコーヒーや紅茶を飲むことができました。
トリプル予約の客室の様子・設備
家族3人での旅、トリプルで予約したお部屋はどんな感じでしょうか?
初めてお部屋に入るときは、ワクワクしますね。
入り口から余裕のある奥行きのある構造で期待も高まります。
第一印象は、広い!
でも、このお部屋だけではなくて、
さらに奥には大きめのシングルベッドが2台あるお部屋も続いていたのです。
細長い構造のお部屋ですが、約50㎡ぐらいの広さ。
ツインの部屋ですがトリプル予約ですので、あと一人分の寝床が必要ですが、
この大きな寝転がれるソファーが実は、もう1台のベッドでした。
光沢のある濃いグレーのカバーを外すと下はベッドマットになっていました。
私と息子がツインのベッドを使い、夫がこのエクストラベッドで寝ました。
ツインのベッドもセミダブルぐらいの幅があり、とっても寝心地良かったです。
リビングの方にも、ソファーがあります。
さらに奥の窓側には、渓流を座って眺めることができるベンチも作られていたのです。
ここに座って、川の音を聞いていたら、東京に帰りたくなくなってしまうほどでした。
そして、ベンチの左側を見たら、檜風呂がありました!
左側がトイレ・洗面所・浴室になっていて、内風呂が立派な檜風呂。
お風呂の窓にブラインドはありますが、ブラインドを上げて入ると川の流れを眺めながら入浴できる構造でした。
洗面所もゆったりした広めの構造。
アメニティ類も揃っています。ドライヤーも引き出しに入っています。
洗面所のボウルが素焼きの陶器、カップは漆塗りでした。
できる限り自然の素材を使っている所にこだわりを感じます。
大浴場へ行く時用に、タオル類が入ったカゴが人数分用意されています。
入り口のクローゼットにきれいにならんで置かれていて、写真には写っていませんが木彫りで部屋番号が彫られたタグがカゴについていました。
リビングのソファの正面にはテレビ。
よく見るとテレビラックの中にコーヒーミル!
したの引き戸を開けると、珈琲豆やドリッパーも入っていて、自分で豆を挽いてコーヒーをドリップして飲めるのです。
カップ&ソーサーも焼き物で統一されていました。
もちろん日本茶もあります。
日本茶の急須は南部鉄の鉄瓶。
1階ロビーの売店にも同じ急須が販売されていました。この急須、とても使いやすくて買ってくれば良かったと今も時々思い返しています(←久しぶりに写真を見たらまた欲しくなってしまった)
お部屋のコーナーに、小さな水屋があり、ここでお湯を沸かしてコーヒーやお茶を淹れられます。
ポットはラッセルホブスの電気ケトル。コーヒーもドリップしやすい。
館内のお水は全て美味しい湧水なので、そのまま沸かして飲むことができます。
湧き水が苦手な場合は、水屋の下にあるミニ冷蔵庫にミネラルウォーターが入っているので安心です。
ミニ冷蔵庫にはサイダーとミネラルウォーターが人数分入っていて、全部無料サービスでした。
お茶受けはコーヒー味のクッキー。
とっても素朴な同じで日本茶にも合いましたよ。
会席料理の夕食メニュー
ラビスタ阿寒川の夕食は全て会席料理。
1品ずつゆっくり提供されるため、食事時間が2部制になっています。
★17:30~、20:00~(2部制)
我が家は20時からの席でした。
夕食の会場は、ワッカ ピリカ(B1F )
阿寒川を間近に見られるゆったりとした広さのお食事処です。各席に背が高めの仕切りがあるので個室感覚でお食事ができます。
お料理は1品ずつ係りの方が丁寧に運んでくれて、使われている素材などの説明もしてくれます。
チェックインの時にサービス券を頂き、夕食のドリンク代に使えて、最初のビールは無料でした。
この日のお献立、順番通りに画像だけご紹介します。
▼前菜(穴子の煮こごり・磯つぶ旨煮・焼秋刀魚小袖寿司など)
▼先碗(インカのめざめ摺流し)冷製スープ
▼造里(牡丹海老・油鰈・生海胆殻盛り・文銭蛸など)
▼台物(コタン鍋ブイヤベース仕立て)南たらば蟹・めぬけ・ほっけなど
▼焼物(黒毛和牛ローストビーフ)
▼止肴(3種類から選べる)私が選んだのは「すじ海老と行者大蒜のかき揚げ」
▼お食事(2種類から選べる)私が選んだのは北寄貝のライスカレー
▼デザート(赤肉メロンプリン・甘酒葛餅)
どのお料理も素材にこだわった北海道の海の幸、山の幸が贅沢に使われていました。
1つ1つの分量はそれほど多くはないですが、タイミングよく次のお料理を運んで頂けるので、目でも舌でも楽しめた会席料理でした。
朝食の様子
朝食の会場は夕食と同じ、お食事処 ワッカ ピリカ(B1F )
夜はひっそりとした雰囲気でしたが、明るい朝は阿寒川の流れが間近に見られる爽快な雰囲気。
朝食メニューは前日夕食の最後に、和食膳・洋食膳の希望を聞かれるのでそれぞれで選べます。
我が家は3人、和食膳を選びました。
とっても美味しかったのですが、実は他の方が食べていた洋食膳の食器やメニューがとてもお洒落で凝っていたので、一人分は洋食を選べば良かったのに、、と後悔しました。
もしご家族で利用される場合には、是非和食と洋食の両方を選んでみて欲しいです。
前置きが長くなりましたが、この時頂いた朝食です。
帆立の入った炊き込みご飯がとても美味しかった!
鮭は少し塩分が強いです。
でも炙りたての香りが良くて、ついご飯がすすみました。
ドリンク類は自由に飲めます。
コーヒー・紅茶・牛乳・オレンジジュースなどが各所にサーバーで置かれていました。
やはり、北海道の牛乳は美味しいですね。
無料サービス(アイス・夜鳴きそば・おしのぎ・ソフトカツゲン)
朝食の後は、ドリンクサービスコーナーでソフトカツゲンを頂き、部屋に戻ってから飲みました。
ラビスタ阿寒川は無料のサービスも充実しています。
まず、到着時はロビーでコーヒーや紅茶のフリードリンクサービス(コーヒーマシンで1杯ずつ入れられる)
チェックイン後は、大浴場の通路にある休憩所にアイスとおしのぎ(蒸し野菜など)を自由に食べることができました。
アイスはキャンディータイプの小さなバーですが、ミルク味でとても美味しかったです。
我が家はおしのぎは食べませんでしたが、これもこのホテルの人気サービスの1つです。
さらに、夜遅くには同じ休憩処で夜鳴きそば(ミニラーメン)の無料サービスがありました。
大学生の息子が食べたいと言うので夜11時頃に付き合って行ってみたら、大賑わいでした。息子はミニラーメンを頂いて、私は隣の席でアイスを頂きました。
ラビスタ阿寒川は夕食が2部制になっているため、早い時間に食べた人は夜遅くに小腹が空いても安心です。
また遅い時間の夕食スタートの場合は、その時間までお腹が空いてしまわないような心配りなのだと思います。
そして、朝食時間帯には北海道では有名な「ソフトカツゲン」の無料サービスがあります。同じ休憩処(アイスが置いてある場所)に朝だけ置いてありました。
私は今回初めてソフトカツゲンを飲んでみました。
もっと甘いのかな?と想像していたのですが、飲みやすくて後味も良いドリンクでとても好きな味でした(ヤクルトとマミーの中間のような味かな)
ラビスタ阿寒川 泊まってみた感想
ラビスタ阿寒川での素敵な時間はあっという間に過ぎてしまいました。
ゆったりと流れていた時間が今思い出しても懐かしいです。
もしもう一度訪れる機会があるなら、もっと早い時間にチェックインして明るいうちに館内やホテルの周りを散策する時間の余裕を持ちたいと思いました。
トリプル予約のお部屋はとっても広くて大満足。あのお部屋なら4人家族でも十分な広さです。
ラビスタ阿寒川(共立リゾート)、またぜひ訪れたいと思えたお宿でした。
滞在3日目は残念ながら雨模様、気温もグッと下がって傘を差しながら網走観光をしました。
YouTubeの動画
この旅の様子はYouTubeにも動画をUPしてあります。
動画の方が旅の雰囲気が伝わると思いますので、ご興味あったらご覧ください。