ハノイ PHO THIN(フォー・ティン)本場ベトナム名店はやっぱり旨かった!

ハノイ
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ハノイへ行って絶対に食べたかったベトナム本場の「フォー」

地元の人にも大人気、創業30年の「フォー・ティン PHO THIN」で美味しい牛肉のフォーを食べることができました。

ローカルのお店で初めて食事するのは少し勇気がいるけれど、混雑する時間を避ければゆっくり古き良きハノイの雰囲気を感じながら美味しいフォーを味わえます。

観光客にも大人気「フォー・ティン PHO THIN」の場所、空いている時間帯、注文方法、価格、そしてフォーの味の感想をご紹介します。

※2019年1月の旅レポートです。

フォー・ティン(PHO THIN)場所・営業時間・空いている時間帯

■PHO THIN(フォー・ティン)

■営業時間 午前5:30~21:30(無休)

※営業時間はGoogleマップで参照。旅行ガイド本等とは違う場合あり。

■比較的空いている時間帯 午後2時過ぎ

フォー・ボー(牛肉のフォー)の名店PHO THIN(フォー・ティン)年中無休。早朝5時台から夜9時台まで営業しているハノイでも有名な人気店。多くの観光客も毎日お店を訪れます。

地元ハノイの人々は朝食で利用することが1番多いとのこと。

お昼の時間も混雑するため、初めて訪れた私達は混雑する時間を少し避けて午後2時過ぎにお店に行ってみました。

ハノイにはフォーの人気店がいくつもあります。でも、お昼の時間帯は営業していない(朝食と夕食時間帯のみ営業)お店もあるので、初めての旅ではお店の営業時間を事前にチェックしておいた方が安心。

せっかくお店を見つけても食べられなかったら残念ですよね。

PHO THIN(フォー・ティン)は年中無休ですから、曜日を気にせず比較的空いている時間帯に行くことをおすすめします。

フォー・ティン 注文方法・フォーの値段

フォー・ティンは、入り口に厨房があり、奥にテーブル席になっています。

フォーは「フォー・ボー(牛肉のフォー)」、1種類だけです。

オプションで「揚げパン」等も注文できます。

※旅行ガイド本等にはオプションに半熟卵もあると書かれていました。私達が行った時に半熟卵を注文している人がいなかったため、この時間帯にもあるのか不明でした。

フォーは1杯、60,000VND(約300円)

お店の入り口で個数を注文してお金を払ってから奥の店内に進みます。

支払は現金のみです。

英語は通じませんので、何杯欲しいか指で伝えれば大丈夫。

私達は2人で行ったけれど、注文したのは1杯だけです。2人で1杯しか注文しなくてもお店の人には何も言われなかったです。女性の人には1杯の量がけっこう多いと思います。お腹の空き具合に合わせて注文した方が無難です。

揚げパンは大きめで1皿5本ぐらい。フォーに浸して食べます(※私が揚げパン苦手のため今回は注文せず。揚げパンの値段は見るのを忘れました)

フォー・ティン 店内の様子

お店の入り口は少しワイルド感ありましたが、店内の飲食スペースは落ち着いた雰囲気でした。

10人ぐらい座れる大きなテーブルが3列ぐらい、壁側にはカウンター席もあります。

高い天井にはシーリングファンが回っていて、天井近くに窓があってちょっとレトロな感じがなかなか良かったです(※エアコンはありません)

壁側にはカンター席もあり、1人でも気軽に入って食べられます。

壁には古い写真が飾ってあって、古き良きハノイを垣間見られます。

フォーは注文してから作ってくれるため、数分待ち時間があり、その間にこのポートレート写真を見て過ごしました。

結婚式や何かのセレモニーの写真など、お店入り口の感じとは全然違うギャップが良いですね。

フォー・ティン 店内に置いてあったもの

店内のテーブルには、箸・調味料(薬味)・ティッシュが備え付けで置いてあります。

フレッシュなライムも丼にいっぱい入ってテーブルにあります。

ライムは瑞々しくて、お客さんの回転の多さが良く分かります。

テーブルに置いてあるものは自由に使っていいシステム。使用済みティッシュはテーブル下にあるゴミ箱に捨てるようです。

私達が店内に行った時間帯はお昼のピークを過ぎた直後だったため、大きなテーブル席の下のゴミ箱は使用済みティッシュで溢れてました(汗)

ボリュームたっぷり!フォー・ボー(牛肉のフォー)味の感想

フォー・ティンのフォー・ボー(牛肉のフォー)はネットを検索して知ってから1度食べてみたかった念願の本場フォーです。

お店の人がテーブルに運んできてくれて、どん!と置かれたボリューム感に少し圧倒されました。

日本でも美味しいフォーは食べられるけれど、本場のフォーはどんな味なのだろう?かとずっと思っていました。やはり本場で食べてみなきゃ分かりませんよね。

ネットで見てからこのお店に行ってみたいと思ったのは、私の知っているフォーとは具のボリュームが全然違ったから。緑の野菜(ネギ?)が盛り沢山の乗っているのが特徴であるフォー・ティンのフォー。

お肉もネギもたくさん!

熱々で火傷するほどの温度ではなく、温かい感じですぐ食べられます。

瑞々しいライムをたっぷり搾って食べます(←だからティッシュ必要なのですね)

薬味も数種類置いてあり、唐辛子のソースも人気。

備え付けのお箸(竹箸かな?)はかなり使用感あって、ちょっと黒ずんでいるけれど太くて長くてフォーがすくいやすいです。

※衛生的に大丈夫だとは思いましたが、箸とレンゲは持っていった除菌シートで拭いてから使いました。

食べる前に、漂う香りはほんのり甘くて全然臭くないです。

これだけネギが入っているのに、日本のような辛みのあるネギ臭しません。ハノイで食べる香草やハーブ類はどれも葉が柔らかくて香りも優しいです。このネギも柔らかくて美味しい。

スープは、透明感ありギトギトした感じもなし。

一口飲んでみると濃厚でいろんな旨みが凝縮されていて、感激の味です!

塩分もかなり控えめで、濃厚だけど優しい味。

お肉も脂身がなく、柔らかい部分と砂肝のようなコリコリ食感が味わえて不思議な食べ心地。

丁寧に時間と手間をかけないと出せない旨みのスープ。惜しみなく使われている青くて優しい味のネギ。

いずれにしても、この味は日本では出せないなと思いました。

麺はかなり太めで平たいです。でも柔らかくてツルッと食べられます。

口当たりがいいから食べやすいけれど、少し冷めてくるとスープがこってり感が増してくるから、揚げパンは必要ないかも。

私達がお店に行った日は、1月でも昼間の気温が24度(晴れ)で汗ばむ陽気だったため、ちょっと冷めてこってりめに変わると何か飲み物が欲しくなる感じでした。

本場ベトナム・ハノイの人気店のフォーは評判通り本当に美味しかったです。

日本で食べるフォーと比較できないくらい本場の味は格別でした。

お店の外観はちょっと入りずらい雰囲気だったけれど、初めてのハノイ旅でも行ってよかったお店でした。