バンコクで体調崩してダウン(涙)海外旅で失敗しないために大切だと思ったポイント5つ

バンコク
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2019年6月、初めて行ったバンコクで体調を崩してしまいました。

とっても楽しみにしていた旅行だったのに、私は到着初日の夜中からダウン!

幸い病院でお世話になる前に回復できたけれど、旅行前の体調管理の甘さを痛感した旅となってしまいました。

今まで海外へは約20回程行っていますが、旅行中に具合が悪くなったことは今回が初めて。

現地での症状、回復するのに役立ったもの、そして次回の旅で失敗しないために大切だと思った5つのポイントをまとめてみます。

※文章内で衛生面に関する話もありますので、お食事中の方はご注意ください。

※2019年6月の旅レポートです。

バンコクで体調が悪くなってから回復するまでの様子

とても楽しみにしていた初めてのバンコク旅行。

子育て一段落した夫婦の旅、あまりハードな予定は事前に入れず、美味しい本場のタイ料理を食べたり観光スポットをゆっくり回る予定でした。

飛行機も体調に無理がないよう、羽田発の昼便を利用し、JALプレエコでストレス少ないスケジュールになるようにしました。

到着直後はとても元気で、ホテルにも夫と二人で電車に乗って移動。バンコクは空港から市内までの距離も短いため移動は楽でした。

具合が悪くなったのは、バンコクに到着した夜の外出の時から。

到着日のバンコクは夜も気温が30度ぐらい。電車内は凍えるように冷房が効いているけれど1歩外に出ると太陽は出てないのに夜でもかなりの暑さ。

暑くて暑くて喉が渇いて、駅の売店でペットボトルのお水を買ってはガブガブ飲んでまぎらわす感じ。

この時点で、私は体温調整が自分でできなくなっていました。

多分、軽い熱中症にかかっていたのだと思います。

でも、元気だったし初めてのバンコク市内が想像より近代的でワクワク感のある街だったため蒸し暑い夜に繁華街を遅くまで出歩いてしまったのです(室内は当然寒い!)

温度調整がしやすい服装はしていました。でも既に体内温度を自分で調整できなくなっていたため、ホテルに戻ってから具合が悪化。

強い日差しの下で運動をしなくても、熱中症にかかるとはこういう事ですね。身を持って体験することに(涙)

夜中も喉が渇いてボトルのお水を飲んでも全く体が落ち着かず、急激に胃が痛くなって身動き取れなくなりました。

熱はなく、ひたすら胃が痛いだけ。この時点で嘔吐も下痢もなし。

気分が悪くなることもなく、胃の痛みに耐えながら体をくの字にして朝まで過ごしました。

朝になって、夫がフロントで事情を話し、日本語対応のスタッフさんが症状をタイ語に訳したメモを書いてくれて、近くのお店で買えるものがあるかもしれないと場所を教えてくれました。

そのお店は、トンロー駅からホテルの間にあるセブンイレブン(薬局を兼ねているらしい)

夫がそこへ行ってタイ語のメモを見せるとすぐお店の人が商品を出してくれました。薬ではなく胃腸が悪くなっている時に摂取できるビタミン入りドリンク用の粉末らしい。

日本から薬は持っていったのですが、お湯を飲んでも胃が痛くて受け付けてくれず、脱水症状になるのは怖かったので買ってきた粉末をお湯に溶いて飲みました。

本来は400mlぐらいの水に粉末1袋を溶かして飲むようです。

お湯でかなり薄めて少しずつ飲みました。

お湯はニッコーホテルに無料でついているミネラルウォーターを使用しました。

街のお店で買ったお水があまり美味しくなかったので、もしかしたらお腹の痛さは街で買ってガブ飲みした飲料水が合わなかった可能性もあります(今にして思えば)

この粉末を溶かしたドリンクの味はオレンジフレーバーのポカリスエットのような感じ。飲みやすい味。

半信半疑で飲んだドリンクでしたが、これが回復の鍵になりました。

このドリンクをお湯で飲み出してから、少しずつ胃の過剰な痛みが治まり、日本から持っていたった胃腸薬と鎮痛剤がやっと効いてくれるようになったのです。

飲み始めて2時間後には起き上がれるまでに回復。

このドリンク用粉末のおかげで当日夜には胃の痛みも全く無くなりました。

多分、体全体が疲れで弱っていて夕食に食べたものやお水のガブ飲みで胃が疲れてしまっていたのだと思います。脱水症状が治ったことで胃の痛みも消えたのかもしれません。

午後まで、ベッドでゆっくり寝ました。

夫はテレビで日本のプロ野球中継観たりして時間を過ごしていたみたい。ホテルニッコーバンコクはNHKのBSがリアルタイムで放送されていて、日本で留守番している息子とLINEで野球談義してました。

この時はセパ交流戦やっていたようです。

ホテルの部屋が広くて、ベッドもダブルだったけれどキングサイズだったから体調悪くても寝心地良くて助かりました。

夕方になる前に落ち着いてきたので起きられました。

フロントで「体調が良くなったら時間はいつでもお水をお持ちして、お部屋の掃除しますので言ってください」と声かけてもらったそうです。

お言葉に甘えて、午後でしたがお部屋のお掃除お願いして、ホテル内レストランで夫の昼食に付き合っていたらだんだん元気になりました。

元気が出てきたら、次は下痢になりました(涙)

嘔吐は全くなかったけれど、水のような下痢が出てくるのでホテル外に外出は無理。

ホテルニッコーバンコクは客室内のトイレがTOTOのウォシュレットだった事もとても助かりました。

幸いホテル内には各フロアーに綺麗なトイレがたくさんあり、ホテル内にいる分にはトイレに困らずロビーでお茶をしたりして過ごせました。

せっかくバンコクまで来たのに、ホテル内で過ごした丸1日。

久しぶりに何も考えずゆっくりお茶を飲んでホテルのラウンジで過ごしたら、もう若くないのでこんな事もあるよね、と思えて気が楽になりました。

最終日には元気も戻り、バンコクで是非行ってみたかった「ジムトンプソンの家」などにも行けました。

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発熱もなく、ひたすら胃炎に苦しんだ半日でした。

今にして思えば病院のお世話にならずに済んだし、夫に移すようなウィルス性や伝染病でもなかった事だけでもありがたい事でした。

海外旅行で失敗しないために「大切だと思った5つのポイント」

バンコク旅行で大失敗してしまった事で、実は分かった事も多かったです。

今まで一度も海外旅行で家族も体調が悪くなったことがなかった事が今回の失敗を招いた原因でもあった気がします。

準備不足だった健康管理のこと、そして旅に出る前にできる「もしもの時の備え」について、自分が現地で体調悪くなって分かったポイントを5つ挙げてみます。

どれも実際に事前に分かって実践していたつもりでしたが私の場合は全然甘かったです。私の反省ポイントも一緒に書いておきます(←自分でも忘れないように)

渡航前の体調管理はとても大切!

旅行前の体調管理は誰でもしていると思います。

でも、旅行前って元気はあるからいろいろ忙しく過ごしてしまっている場合も多いです。

休暇を取るためにスケジュールがタイトであったり、残業増えたり、寝不足だったり。

私の場合は、旅行の1週間前にひどい風邪をひいて何年かぶりに熱を出していました。旅行の3日前ぐらいに落ち着いたけれど、鼻喉が治らず完全に体調不調。加えて寝不足続き、旅行前夜の睡眠時間は3時間ぐらい。

今にして思えば、全然体調管理できていなかったです(涙)

でも、その時は必死にスケジュールこなしていたため、自分では管理できてるつもりになってました。

常備薬は種類も多めに持っていく!

海外旅行で常備薬や市販薬は日本から持っていくのは常識ですよね。

でも、普段かかりにくい症状に効くお薬は手薄になりがちな気がしました。

今回私も一通りの市販薬や常備薬は持参したのです。でも今までの旅行で胃の痛みに苦しんだ経験がなったため胃腸系の薬は1種類しか持って行かなかったのです。

鎮痛剤と胃腸系の薬は数種類ずつ、症状が違う場合を考えて多く持っていくことはとても大切だと思いました。

そして熱中症対策も備えは必要ですね。

次の旅からは、ポカリスエットやアクエリアスなどの粉末タイプを絶対持参しようと思います。

ホテルの24時間日本語対応は役に立つ!

今回の滞在先は「ホテルニッコーバンコク」

2019年にオープンしたばかりの新しい立派な日系ホテルです。

ホテルニッコーバンコク滞在記(1)客室設備・アメニティー・ロビーラウンジ「CURVE 55」
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24時間日本語対応してくれます。フロントに日本人のスタッフさんがいないときでもいつでも日本語が通じます。これは思わぬ体調不良になった時にとても役立つ事を実感しました。

滞在先のホテル選びの基準はそれぞれ違うと思います。

今までホテル選びで「日本語対応」であることはあまり重視していませんでした。

でも、東南アジアなど体調を崩しがちな国へ初めていく場合は、少しホテル料金が割高でも24時間日本語対応があるホテルを選ぶ選択肢も大切だと思いました。

本当に急に具合が悪くなった時に、日本語対応があるかないかで安心感は全然違うと分かった経験でした。

もしもに備えて「何が必要か?」考えておく

海外旅行に行く前に、誰でも「もしも」の事態に備えているはずです。

事故・病気・天候・遅延、、、いろんな「もしも」がありえます。

海外旅行保険や手厚いクレジットカードの保険に入っていても、その「もしも」が本当に起こった時にはどう連絡すればいいか、どの手順で行動を取ればいいかまでしっかり考えている人は何パーセントぐらい?

我が家では大学生になった子供を日本に置いて旅行をするようになった時に、真っ先にクレジットカードをアップグレードして旅行で起こる様々な出来事に対応できるよう対策をしました。

でも、何か起こった時に連絡するコンシェルジュの電話番号は控えていたけれど、急に海外で救急病院に行くことや治療を受けたり入院する場合の具体的な流れを把握できていませんでした。

これを旅の前に何度でもチェックしておく事は、大切だと思いました。

お腹が痛くてベッドで必死に痛みをこらえていた時の私が考えていたことは

「持ってきたJCBカードで保険は賄えるから、我慢できなくなったら病院に連れて行ってもらおう!」

今回は夫が同行していたため、もし病院に行くことになった時の行動についてまで考えが及ばなかったことは大反省点だと思いました。

海外旅行保険は絶対必要!カード付帯保険なら補償内容チェック

海外旅行、保険は絶対必要です!

旅行中ずっと元気で保険を使う必要が無くても保険は絶対必要だと思いました。

海外旅行保険は都度申し込みするもの・クレジットカードの特典や付帯サービスとして付いているもの、どちらでも良いけれど大切なのは「保険・補償の内容」です。

海外旅行中の事故だけでなく「必ず疾病の際も保険が適用されるものか」「病気や怪我で治療を受けた場合まで保険でカバーできるのか」も再確認が大切。

我が家は子供と一緒だった時はその都度保険に入っていました。

子育てが一段落してからの海外旅行は夫婦だけで行っているので、もしものことを考えて年会費は高くなるけれど保険内容が手厚いクレジットカードに切り替えました(JCBプラチナへアップグレード)

アップグレード時に、保険内容の手厚さはしっかりチェックしたつもりでしたが、今回バンコクで自分が病院のお世話になるかもしれないと考えた時に、保険内容の詳細を自分がスラスラ言えない事が判明。

カードは夫名義で私は家族カードです。

このカードの場合は家族カードも手厚い保険内容になっています(←これがアップグレードした決めて)

ですが、、

具合が悪くなった時に、本会員の夫も詳細を覚えておらず、私もうる覚えだったのです。体調が戻ってから現地で自分のブログで申込時の記事を確認したという失敗談(←自分のブログがこんな時に役に立つとは皮肉ですが)

最終的に現地の病院にはお世話にはならなかったけど、帰国後すぐにまた同じ症状で入院したりする場合は保険適用になる事も調べ直した実体験はリアルに記憶に残りました。

旅で体調不良になった人の経験談は役に立つ!

自分がバンコクで具合悪くなってみて、改めて情報を探してみると役に立つ情報も多いことがわかりました。す

特に私が役に立ったと思ったのは、海外旅で体調が悪くなった具体的な病状や経過が書かれてあるブログ記事でした。

全く同じ症状の人がいるわけではないけれど、経過やその後まで分かると「自分だけではないから大丈夫」と少し安心できました。

身動きできない状態で情報は探せないけれど、体調が悪いなと感じたら早めにそういう情報を検索しておくと症状が変化した時に役に立つと思いました。

若い時とは違う旅の準備も大切!

旅の準備は本当に大切。

海外旅行での体調不良は誰でも普通にありえる事であると身をもって実感しました。

今まで「たまたま」何事もなかっただけでこれから年齢が上がっていけば、健康面での備えをもっと慎重にすべきだと。

旅の前の体調管理と準備は「し過ぎるぐらいで丁度いい」と思います。

準備不足と意識の甘さから失敗してしまった自分への反省を込めてこの記事を書きました。