2019年6月、バンコクから帰国する時にスワンナプーム国際空港のJALサクララウンジへ立ち寄りました。
帰国時もJALプレエコノミークラス(プレエコ)だったので搭乗前ラウンジでシャワーと食事を利用して気持ちよく帰国できました。
JL034便はJALの夜便1便目のため、チェックイン時間には少し注意が必要でした。そのことも含めてサクララウンジの様子とサービスを利用して分かった事をまとめてみます。
※2019年6月の旅レポートです。
JALカウンター 受付開始は19時過ぎ
バンコクのスワンナプーム国際空港のJALのカウンターは、現地時間19時過ぎにしか開きませんでした(←要注意)
早めにカウンターに行っても搭乗手続きはできませんのでご注意ください。
私達も早めに空港に到着したのですがJALのカウンターは無人だったのでカウンターの位置だけ確認して(たしかカウンターは「R」)、出発ロビーの下の階にあるDEAN&DELUCA(ディーン&デルーカ)でお茶をして時間を潰しました。
このフロアの飲食店は数が多いので、待つ場所に困ることはありません。
その後、19時前にJALカウンターに向かうと既に待っている人が集まっていました。
JALカウンターの設置が終わると、搭乗手続きしてもらえます。
空港には自動チェックイン機も設置されていましたが当時(2019年6月)、JALは対応してなかったです。
搭乗手続き(プレエコはビジネスクラスと同じカウンター)
当日のJALカウンター受付開始時間は19時05分。
搭乗するJL034便(スワンナプーム→羽田)は現地時間21:55発予定。
受付カウンターはビジネスとエコノミーで分かれていて、プレエコはビジネスクラスと同じカウンターを利用できたのでスムーズでした(エコノミーカウンターは団体のお客産がかなり並んでいた)
サクララウンジの場所(プレエコも利用できる)
チェックイン時に搭乗券と一緒にサクララウンジの案内図をもらいました。
JALのプレエコはラウンジ利用ができます(※当日アップグレードは対象外)
バンコクのサクララウンジは4階出国検査場を出てからコンコース「D」の3階、D8A搭乗口横。
出国手続きは長蛇の列でかなり時間がかかり、サクララウンジに到着したのは、19時50分。
出国検査場を出てからも結構歩きます。免税店や飲食店がたくさんあり、そこを過ぎてからエスカレーターで3階に降ります。
降りたエスカレーターを振り返った時の写真↓
エスカレーターを降りると、JALサクララウンジの案内があります。
矢印がUターンしていて、さらに振り返ったところにサクララウンジがあるのです。
振り返った先に、ラウンジの入り口発見!
初めてだったから位置が分かりにくかった。
錦織くんの看板が目印。無事に到着しました。
サクララウンジ内の様子
サクララウンジに入って、受付で搭乗券とパスポートを提示。
受付には日本人スタッフさんもいました。
バンコクのサクララウンジはこの数年前にリニューアルされたそうです。
ラウンジは広くはないですが、清潔感のある落ち着いた感じのインテリア。
利用者は大半が日本人。だからバンコクにいるのに日本のラウンジにいるような雰囲気。
ラウンジに入ったのは現地時間の夜20時頃。この時ラウンジはとても空いていましたが、その後30分程度でほぼテーブル席は満席になるくらい人が増えました。
細長い形のラウンジです。
飛行機は見えませんが、ガラス張りの窓から下の搭乗ゲート付近が見下ろせます。
羽田行きは搭乗口が「F」だったのでこの位置からは見えません。
シャワー室(受付・利用方法・備品)
バンコクのサクララウンジにはシャワー室があります。
シャワー室を利用したい場合は、受付で申し出るだけでした。
シャワー室は全部で3室ありました。
空いていれば受付で「シャワーカード」を借りてすぐ使えます。
順番待ちの場合は、電子音がなる呼び出しベルを渡されて(←フードコートなどでよく見かける呼び出しブザー)順番が来たら受付へ行ってシャワー室の鍵付き「シャワーカード」を受け取ってから利用します。
順番待ちは1人だったので待ち時間は約5分ですぐ呼ばれました。
シャワー室は受付からラウンジに入る前の化粧室へ続く通路にあります。
男女兼用ですが、使用後は専用スタッフさん(女性)が綺麗にお掃除してくれるのでとても清潔。
シャワー室入口には専用スタッフさんのいる小さな部屋があるので男女兼用シャワー室ではありますが、女性でも安心して利用できます(お掃除担当のスタッフは現地の女性でした)
今回は3番のシャワー室を利用しました。
通路からシャワー室入口の扉を開けると、3室あります。
入口には別の扉があり、そこに2人の清掃担当の女性スタッフさんがいました。
3番を確認して、カードに着いている鍵でシャワー室に入ります。
入口扉の裏側はハンガーもありました。
この位置は濡れないため、荷物を置いても大丈夫です。
シャワー室内は、小さいけれど清潔感があってとてもきれい。
前の利用者が使用した後はしっかり清掃されていて、水滴も全く残っていません。JALさすが。
カゴの中に、バスタオル・フェイスタオル・ドライヤーが置かれています。
ドライヤーはパナソニック製。
使用後はカゴに戻してそのまま置いておくだけ。
ティッシュはありますが、シャワーキャップ・コットン・綿棒などの備品はありません。
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープはシャワーブース内にあります。
洗面台の下には、ゴミ箱と小さな扇風機。
シャワー後は湯気で曇るし、蒸し暑くなるので扇風機はとても役に立ちました。
シャワーブース内の床もゴミひとつ落ちていません。
水滴もきれいに拭いてあり、とても気持ちよく利用できました。
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープはとても良い香り。使用感もとても良かったです。
一応シャンプー類を持参して入ったけれど、設置してあったものだけで十分でした。
メイククレンジングは無いので、自分で持参したものを使いました。
シャワー室の使用後は、鍵付きシャワーカードを返却するだけです。
女性は多分シャワー後にも簡単にメイクしたいと思います。
残念ながらシャワー室は使用後に蒸し暑くなりますし、順番を待っている人もいますので化粧室へ移動するのをおすすめします。
シャワー室を出た通路はトイレに行く人しか通らないため、ノーメークでも大丈夫(笑)
サクララウンジ内はとても明るいし、ラウンジ内は結構混んでいます。私の年齢だとさすがに夜便搭乗でもノーメークのままラウンジでお食事するのは気になります。
女性用化粧室は個室3室、洗面台は広くは無いですが空いています。
バンコク便は男性の利用者の方が多いので、ラウンジ内女性用化粧室は空いています。
ということで、シャワー後のメイクは化粧室利用がおすすめです。
食事とドリンク(バンコクオリジナルカレーあり)
バンコクのサクララウンジでは軽食・ドリンクのサービスがあります。
成田空港と羽田空港の国際線にあるサクララウンジよりはメニューは少ないですが、思っていたより軽食の種類が多く、味も美味しかったです。
パンも数種類。
唐揚げひじき煮物などの日本のおかず系惣菜もあり、枝豆やあさりの佃煮などのおつまみ系も人気でした。
カップ麺やスナック類、白いご飯もあります。
フレッシュフルーツはありません。
でも日本のサクララウンジにはない「チーズケーキ」がありました!
小さなチーズケーキだったけど、上品な甘さで美味しかった。
日本国内のサクララウンジはスコーンとかマドレーヌとか焼き菓子系の粉物はあるけれどフレッシュフルーツやスイーツ的なデザートがないのが残念ですよね。
男性の利用客が多いバンコクのサクララウンジだけれど、プチスイーツがあるのは女性には嬉しいサービスだと思いました。
ドリンクやアルコール類は一通り揃っています。
上の写真奥にドリンク用の冷蔵庫があり、そこにお茶のペットボトルやソーダ類、カップ入りサラダも入っていました。利用客が増えたので冷蔵庫の写真は撮りませんでした。
それから、とても良かったのがコーヒーマシン。
日本のラウンジはWWFのコーヒーマシンが多いですよね。
正直、羽田や成田のサクララウンジのコーヒーはあまり美味しくなかったです(ごめんなさい)
でも、バンコクのラウンジにあったこのコーヒーマシンは焙煎も濃くてかなり美味しい!
1杯ずつ挽いてゆっくり抽出されるから普通のマシンより少し時間がかかるけど、その分濃厚で飲みごたえのある味でした!
クレマもきれい↓
そして、このバンコクサクララウンジにはカレーも2種類ありました。
1つは、バンコク限定オリジナルJALチキンカレー。
もう1種類は、普通のタイカレー。
バンコクでしか味わえない限定チキンカレー、せっかくなので食べてみました。
カップ入りサラダはドリンクの冷蔵庫に入っています。
枝豆とスクランブルエッグも少しずつ。
初めて食べたバンコク限定チキンカレーの味は、
最初に野菜とフルーツの甘みが広がり、最後に辛さがガツンと来ました。
チキンの甘みがカレーのキリッとした辛さとマッチしてこれはとても美味しかった。
最後の辛さが「バンコク風」
バンコク限定カレー、スワンナプーム国際空港のサクララウンジで是非味わってみてください。
利用して良かった点
バンコクのサクララウンジを初めて利用してみて良かったと思ったポイントをいくつか挙げてみます(※2019年6月利用時)
- スタッフの対応が丁寧(受付には日本人スタップもいる)
- シャワー室がきれいで使いやすい(男女兼用だけど問題ない)
- 落ち着いた雰囲気で気軽に過ごせる(ゴージャス感はなく気兼ねなく利用できる雰囲気)
- ラウンジは狭いけれど、掃除が行き届いて清潔感あり
- 女性一人だけで利用しても安心して利用できる
利用して分かった注意点
初めてバンコクのサクララウンジを利用してみて、事前に注意した方が良いと思った点を挙げてみます(※2019年6月利用時)
- JALカウンターが開く時間が遅いため、夜早めの便を利用する時はラウンジ滞在時間が短くなる
- シャワー室は順番待ち人数が増えるため、早めにラウンジに到着した方が良い
- シャワー室の待ち時間が多い時はプライオリティパス等で利用できる他ラウンジへ移動した方が良いかも
- 電源コンセントがない席もある(カウンター席には設置されていたテーブル席にはなかった)
- 夜21時台はラウンジ内が混雑。グループや大人数の旅で席を取りたい時は分かれて座ることもありそう。
- 圧倒的に男性のお客さんが多い。年齢層も高いため混んでくると独特の雰囲気がある(小慣れた感じの上級会員さんがとても多かった)
- ラウンジから搭乗口が遠い場合があるので滞在時間が短い時は移動時間に注意(空港内はとても広い)
バンコクのスワンナプーム国際空港内にあるJALサクララウンジを帰国の際に初めて利用した時の様子と、実際にサービスを利用してみて分かったことなどを書いてみました。
バンコクへ行く前に事前に調べても情報が少なかったため(女性のシャワー室利用・待ち時間など)体験談として記録してみました。