ハノイ・ノイバイ空港から成田まで、JALビジネスクラスで帰国しました。
フライト時間は5時間弱、帰りは深夜発。
搭乗後に少し眠って、到着前に朝食サービスがあるというパターンのフライトでした。
帰国時に利用したハノイ発→成田行き「JAL752便」ビジネスクラスの様子と、機内食、機内販売などサービス内容についてご紹介します。
※2019年1月の旅レポートです。
ハノイ発JAL成田行 搭乗ゲート「32」付近の様子
ハノイ・ノイバイ空港国際線ターミナルは第2ターミナル。
JALの搭乗ゲートは「32」
ビジネスクラス用のラウンジ「NIA BUSINESS CLASS LOUNGE」が「ゲート31」付近にあり、ラウンジのダイニングエリアのガラス窓からもよく見える位置にあります。
ゲート32のすぐ脇には、日本ブランド製品を取り扱っている「JALUX DUTYFREE VIETNAM 」というJAL系の免税店がありました。
取扱商品は「Made in Japan」「Made by Japan」と表示された日本でもよく見る商品が売っていました。
お客さんはほぼ日本人でした。
免税店の並びにはバーガーキング、深夜でも営業中。
搭乗開始時刻は現地時間、午前0時過ぎ(日本時間の午前2時過ぎ)
32番ゲートは、日本語で優先搭乗の案内があります。
JL752便 フライトスケジュール
※フライトスケジュールは搭乗時した2019年1月時点の内容です。
■出発予定時刻(現地時間) 00:25(※日本時間02:25)
■到着予定時刻(日本時間) 07:10
■フライト時間 約4時間45分
■機材 JAL SKY SUITE 787(787-9)
帰国便はフライト時間が5時間弱。往路より約1時間短いフライトです。
JL752便 搭乗時の様子
ハノイ発成田行き「32番ゲート」
並んでみると、ビジネスクラスの搭乗者がたくさん。
JALやワンワールドの上級会員さんも多いようでした。
午前0:10過ぎに搭乗開始。
機内への入り口は前方に1ヶ所だけ。
ビジネスクラスもエコノミーも同じ入り口から搭乗するため、運命の分かれ道はありません。
JAL SKY SUITE 787(787-9)フルフラットシート
私達は往路と同じ右側の窓際と通路側を予約しました。
JALダイナミックパッケージは予約時に席を指定できるのがとても良かったです。
↓下の写真は往路の使い回しで失礼します。
機材は往路と同じJAL SKY SUITE 787(787-9)
アメニティーも往路と同じでした。
▼成田→ハノイ(往路の記事)
この座席はフルフラットシートで個室感覚が味わえます。
縦にずれるように並んだシートはどの席からも自由に出入りできるため、隣の席の人に気兼ねせず過ごせる素晴らしい構造。
通路側との仕切りパネルが電動で開閉できるため特に窓際は個室のように利用できます。往路で初めて乗って感動したシートです。
帰路も私が窓側、夫が通路側に座りました。
通路側の方が寒かったです。窓側は両脇の足元も壁のようになっているため意外と暖い構造。
離陸前に「到着時のお食事オーダーシート」
各席のテーブルには「到着前のお食事オーダーシート」が置かれていました。
着席するとすぐにおしぼりのサービス。
深夜便のため、離陸後すぐには機内食サービスはなく早朝に朝食サービスがあります。
この「到着前のお食事オーダーシート」に朝食についての希望をチェックすると離陸前にCAさんが回収してくれます。
朝食サービス時間は、日本到着の約2時間前です。
オーダーシートにチェックする内容は、
①「起こす」or「起こさない」
②「和食」or「洋食」or「どちらでも良い」
※「食事は不要」も選択可能です。
私は「起してほしい・和食」でお願いしました(夫は洋食希望で)
離陸は少し遅延する可能性あり
今回のフライトでは滑走路混雑の関係で離陸が約30分遅延。
ハノイ・ノイバイ空港の国際線はヨーロッパなどへのハブ空港でもあるので離陸遅延は多いのかも。
離陸待ち時間中にCAさんがミネラルウォーターを各席に届けてくれました。
ビジネスクラスの席はゆったり広いから遅延時間を待つ間も、窓から空港の様子をゆっくり眺めながら過ごせました。
この時、既に時刻は日本時間で深夜3頃。ちょうど眠くなる時間だったから待つ時間ものんびり。
JALビジネスクラスの座席はシートクッションも良いから本当に快適空間。
私の身長は162センチ、座って足を伸ばしてもモニターの台まで足は全然届かないほど広い。
窓側席は足元の両脇が壁で覆われた構造のため足元が寒くないのも快適でした(この機材の場合は窓際が正解)
離陸後 ドリンクサービス・軽食
約30分遅れでJL752便はハノイ・ノイバイ空港を離陸。
水平飛行になった所で、ドリンクサービスが始まりました。
CAさんがドリンクの希望を聞いてくれて席まで届けてくれます。おつまみは「あられミックス」
のどが渇いていたから、私は冷たいジンジャーエールを頂きました。
夫は成田到着後は車運転があるため、アルコールは飲まずにオレンジジュース。
機内の照明が暗くなる前に周りの様子を見てみるとビジネスクラスは満席のようでした。
最初のドリンクサービスが終わると、機内照明が落とされて「おやすみモード」になります。
真っ暗ではなく、こんな感じの雰囲気です↓(往路で撮影)
夫はフルフラットシートにしてぐっずり眠ってました。
私は目が冴えてしまって往路の映画の続きを最後まで観てしまいました。
照明が落ちてもお酒やドリンクはいつでも注文できます。
またチーズプレートや軽食(うどんですかい等)などもお願いできます。実際に照明が落ちてから映画を見ながらワインとチーズを静かに楽しんでいる方も数名いました。
JAL機内販売 免税店限定ロクシタン(JALカード10%OFF)
機内が暗くなる前にCAさんに機内販売の注文をお願いしました。
免税店限定のロクシタンハンドクリーム7本セットを購入。
支払いはJALカードSuicaで。
JALカードは機内販売利用時に10%OFF&マイル2倍付与。
レシートにも免税価格から10%OFF、そしてマイル加算が2倍も確認できました。
(※当時ショッピングマイル・プレミアムにも加入していたので積算数は通常の2倍で100円につき2マイル)
購入時にCAさんが「プレゼント用袋は必要ですか?」と聞いてくれたので、3つお願いしました。
機内は暗かったので、帰宅後に撮影した写真です↓
JAL袋と、プレゼント用のリボンつきの袋、そして金色のシールも入っていました。
ロクシタンのハンドクリームは7本それぞれ小箱入りだから、このプレゼント用袋があるとお土産渡しやすいですね。
ハノイ→成田 JL752便 朝食サービス
成田到着予定時刻の約2時間前に、ドリンク・おしぼりサービスに続いて、朝食がサービスが始まります。
暗かった機内の照明が徐々に明るくなり、窓の外も朝日が遠くに見えていて綺麗。
機内販売を受け取った後に映画の続きを最後まで観てからシートをフルフラットにして約1時間眠りました。
とっても気持ちよく眠っていたけれど、あと2時間で成田に着いてしまいます。もっとゆっくり寝ていたかった。
最初に温かいおしぼり、続いて青森県産の100%りんごジュースが配られて、少し目が覚めました。
この青森県産のりんごジュース、素晴らしい味でした!
りんごジュースの名前は「希望の雫」
適温に冷えていて、目覚ましドリンクとしてぴったり。
夫もこのジュースは美味しいねと言ってました。
和朝食メニュー
朝食は、搭乗時に希望をチェックして渡したシート通りに持って来てくれます。
細かなメニューはJALビジネスクラス「BEDD」に記載されていて、メインが月替わりになっていました。
最初に私が頂いた和朝食をご紹介します。
テーブルをセット、ランチョンマットが敷かれ、トレイで朝食が運ばれてきました。
■和朝食メニュー(2019年1月)
- フレッシュサラダ(エビ・グレープフルーツ果実入り)醤油ドレッシング
- 磯辺玉子・茄子田楽
- ほうれん草の白和え
- 黒ごまプリン
- フレッシュフルーツ(スイカ・ドラゴンフルーツ・パパイヤ・メロン)
- 台の物(鶏つくね おろし餡かけ ごはん添え)
- お味噌汁
- 日本茶
正直、眠くてお腹も空いていなかったのですが、食べ始めたらとてもさっぱりして美味しくて、しっかり頂きました。
素材が新鮮で、サラダもフレッシュで醤油ドレッシングと合っています。
白和えや黒ごまプリンも、繊細な味付けで冷たく冷えているから目覚めにぴったり。
台の物は鶏つくねのおろし餡かけ。
柔らかくて、優しい味付けの餡が美味しい。
竹皮に包まれたごはんは、温かくモチッとした食感で食べやすかったです。
炊き込みごはんではなかったのはちょっと残念。
お味噌汁は、往路の和食の時とは違って、味が薄めであっさり味。
お目覚め時にすぐ食べる時にはこれくらいの味付けが良いですね。
温かい日本茶も、嬉しい味でした。
寝起きは体も冷えているから、温かい日本茶は嬉しいですね。
洋朝食メニュー
洋朝食メニュー、1月のメインディッシュは「ビーフパイ」
洋朝食は夫が頂きました(夫のスマホ撮影分)
■洋朝食メニュー(2019年1月)
- サーモンタルタル・ポテト
- プレーンヨーグルト パッションフルーツソース
- メインディッシュ ビーフパイ・スクランブルエッグ・野菜ボイル
- クロワッサン
- フレッシュフルーツ盛り合わせ
アペタイザーは、サーモンタルタルとパッションフルーツソースのヨーグルト
こちらもさっぱりとしたメニュー。
メインのビーフパイ。
クロワッサンも同じトレーに乗っていて、パイ生地の味は似ていたそうです。
フレッシュフルーツは和朝食と種類は同じですが、カットのサイズと器が違うため洋メニューの方がおしゃれに見えますね。
夫はフルフラットシートでぐっすり眠っていたため、朝食は少しだけ食べてすぐまた眠ってしまったようです。眠くて味を良く覚えていないと言ってました。
食後のコーヒー・紅茶
食後は、ゆっくり紅茶を頂きました。
コーヒーも、その他のドリンク(ハーブティーなど)も注文できます。
しばし食後の紅茶を飲みながら、朝日がどんどん明るくなっていく窓の外を眺めて過ごしました。
帰国便 ぐっすり寝たい時は朝食不要かも
ハノイから成田へは5時間以下のフライトです。
離陸後にドリンクサービスがあるため実際に眠れる時間は2時間程度でした。
フルフラットシートなので深夜便のため快適に眠ることはできます。
でも到着2時間前に朝食サービスが始まるため、せっかく気持ちよく眠っていても起されることになります(照明も明るくなるため)
眠ることを優先する場合は、朝食はお断りしてもいいのでは?と思いました。
JALハノイ便 ビジネスクラスは(成田発)がおすすめ
成田ハノイ間を今回往復ビジネスクラスを利用してみて分かったことがあります。
それは、往路(成田→ハノイ)の方が復路(ハノイ→成田)よりもビジネスクラスのサービスを楽しめたこと。
もし片道だけビジネスクラスを選ぶとしたら「成田→ハノイ」をおすすめします。
復路(ハノイ→成田)は深夜発で飛行時間も1時間短いため機内で過ごせる時間も少なくなります。
機内食も「成田→ハノイ」は夕食が豪華で美味しかったです。
座席に座っていられる時間も違うからフルフラットシートで旅をゆっくり楽しむなら
絶対「成田→ハノイ」がおすすめ。
往復ビジネスクラスに乗ってみて感じた正直な感想です。
早朝 成田空港に到着
日本時間、午前7時に成田に無事に着陸。
ハノイの離陸時間は大きく遅れましたが、成田の到着はほぼ予定時刻でした。
飛行機を降りてから、乗ってきた飛行機の写真を撮りました。
朝焼けの中、静かな空港についてホッと一安心。
でも「成田、寒い!」
到着時の気温は2℃(2019年1月)
日本の春先のような気温(25℃度前後)だったハノイから、現実に戻った瞬間でした。